重力ピエロ

ファーストデイということで、映画を見に行ってきました。

ということで、さくっとレビュー


重力ピエロ

伊坂幸太郎の傑作ミステリーを設定を変えての映画化作品

「春が2階から落ちてきた」

予告編にもある印象的なセリフで物語に引き込まれる。

ミステリー、サスペンス的な作りは薄めで、どちらかというと兄弟愛、親子愛、そして家族の絆が主題に物語は進行していきます。

ストーリーが進むにつれ明かされる秘密。そして、見えてくる家族の絆。

ひとつひとつのシーンに意味があって、かつ深くて考えさせられます。人の生死、善悪とは、それを超越する絆。

様々なシーンが糸を紡ぎながらラストに収束していくストーリー展開は、映画ってこうあるべきだよなあと納得させられる出来映えでした。

オーソドックスな演出も個人的には好み。

終わった後の余韻がじわっと広がってくる佳作でした。


作品全体の感想は上記レビューのとおり。その他思ったこといくつか。

それにしても岡田将生がイケメン過ぎるw タッパがあるので映えるんですよね、終わった後にポスターを携帯カメラで撮ってる女子が何人か。

というか、吉高由里子の出番が少なめでちょっと残念www いつも、ああいう役柄しか回ってこないのもある種個性が強すぎるのかもしれない。

主題が重いので、気楽に見られる感じではないのですが、個人的にはかなりオススメです。