語るに落ちる


煮詰まってきたので例のごとく現実逃避モード。

というわけで、昼から休みにして、相棒のスピンオフ映画「鑑識・米沢守の事件簿」を見てきました。

いくらなんでもないだろうという大どんでん返しにはちょっと唖然。ただ、その後のオチはちょっと泣けました。

相棒ファンなら楽しめる要素が満載なので、オススメといった感じの作品でした。

相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿

テレビドラマ「相棒」のスピンオフ映画。

ひょんなきっかけで鑑識さんが事件に巻き込まれていくのですが、右京さんのごとく名推理で解決とはいかず、捜査はいったきたりの迷走。

次第に真相が明らかになり、いよいよ犯人にたどりついたと思ったところで、ありえない大どんでん返し。

こんな結末ありかよと思いつつ、消化不良に終わるという気がしたところで、思わぬ事件の裏側に全俺が泣いた。

別に2時間ドラマでもいいよねという内容というのを抜きにすればまあありかなと思える作品。
で、その後、立ち寄った本屋で、本屋大賞1位というコピーとともに平積みされてたので、思わず購入したのが、湊かなえの「告白」。一気に読了。

これは無茶苦茶面白いので、オススメしたい作品。ただ、ラストに救いがないので、ハッピーエンドを期待する向きにはオススメできないかな。


告白

本屋大賞1位というコピーとともに平積みにされていたので思わず買ってみた。

表題通りに複数の人物の告白というか独白を連ねた短編がまとまって一つの作品となっています。

構成は見事で評判もうなずける内容。正直やられたという感じで、末恐ろしい新人の登場です。

全体に漂う重苦しさ、ラストの救いようのなさはどうにかならないのかという気はするのですが、トータルの作品の完成度は素晴らしいので、一読をオススメしたい作品。


しかし、相変わらず、ミーハーなセレクトだなと我ながら思うw