わりとヒットかも
今年に入ってライブチケ先行予約2連敗orz
代々木に向けて幸先の悪いスタートだな(苦笑
さてさて、今日もドラマの感想
「銭ゲバ」。
主人公がひたすらに貧困で不幸な境遇がゆえに、道を踏み外してしまうというお話。登場人物もそれぞれにあれこれ抱えてそうで、人間の嫌な部分をえぐられるような感じがします。深いというか考えさせられるものがあって、すごく面白かったです。
すごく重苦しい感じのストーリーなんだけど、突き抜けている分、不思議とそれほど憂鬱な気分にはなりません。もちろん、個別のエピソードは重苦しくてグッとくるものがあります。だから、流して見るというより、しっかりと見ることが必要な作品でしょうか。
キャスティングもはまっている感じがして、特に子役の演技が素晴らしいですね。うまいよなこの子と思いました。しかし、松山ケンイチはちょっと癖のある個性的な役柄にはまりますね(笑
ただ、原作自体が40年近くも前の作品で、現代風にアレンジしても、設定の古さは否めず、昭和のドラマという感じがします。昨日の「ラブシャッフル」も別に意味で昭和のドラマなので、新しいパターンというのはもう難しくて、焼き直し的な作品にならざるを得ない現状を示しているのかも。
まあ、そういう点を考慮しても、作品としては十分面白いというか、今クール見た中ではベストでした。原作はかなり過激というかどぎつい感じがするストーリーみたいなので、どこまでテレビで表現できるかですね。
というか、最近のテレビのつまらなさって、放送コードというか自主規制が多くなりすぎて表現の幅が狭くなったのも一因だと思うわけで、そういうところが問題なのかもなあ。