いろいろ苦手なものはあるのだけど、その中の一つが嘘。

そう、嘘をつくのはちょっと苦手です。

世の中渡って行くには適度な嘘というものは案外重要なものでまっすぐ正直に生きるのは案外難しい。

そもそも人が他人と接する時は、ペルソナをまとって、自分自身を演じているのだから、四六時中、偽って生きているのに等しいのだけど。

あからさまな嘘をつくというのは苦手なので、仕方なく身につけたのがとりあえず知っていても知らない振りをするということ。まあ、これも一種の嘘なのだけど、一応は自分で許せる範囲。というか、どちらかというと自分でできる限界。

そして、今日もそんなシチュエーションが。そんなこともう何年も前から知ってるよ、なんてことをまったく知らなかったかのように、感心してみせたり。

この作戦がうまくいったかどうかはともかく、その場をうまく収めるにはこういう方法もありだよねと改めて思い直したのでした。