みかく


大人になるにしたがって、味覚というものは発達していくものです。

それには、そもそも味覚というものが成長するとともに発達していくという生物学的な理由もあるし、高級なものを食べる機会が自然に増えるという経済的あるいは社会的な理由もあるように思う。

ただ、別にセレブリティなクラスに属さない人間なのに、無駄に味覚が発達するというのも良し悪しなわけで、生活水準相応な味覚が必要なのかなという気もする。

さてさて、今日は、休日ということで家族と外食。近くのファミレスへ出かける。いろいろ料理を注文。しばらくして料理が運ばれてきました。

早速、口に運んでみる。なんとなく微妙な感じ。別にまずいというわけでもないのだけど、それぞれの味がとがりすぎで不協和音が生じているような。

おいしいと思う店だと、それぞれの味がきれいなハーモニーを奏でているような感じなのだけど、それはやっぱり価格相応なのだと思う。

でも、それははっきりいって贅沢な話なのであって、本当は十分水準を満たしている味なのだと思う。

だから、無駄に味覚が発達しているのってなんか良し悪しだなあという気がするな。

いや、別に自分が舌が肥えているなんていうつもりはまるでないのであしからず。