ほっとした


人間、ここは譲れないという部分とどうでもいいという部分があって、それはまあ人ぞれぞれに違うものだと思う。

そういったこだわりという度合いの差はあれ、誰しも持っているものなのでしょう。

で、それを実感したのは、最近の事。異動になった前任者の成果物を見たときのことです。

かなりきっちり整理されていて、日頃、適当な僕には到底まねができないなと感心しました。普段の自分のいい加減さと比較してみて、見習わないとダメだなとつくづく思った。

で、そう思いつつもなかなか実行に移せないこともあって、なんだかなあと思っていました。ところが、最近、前任者が放置していたものを発見しました。どうも単にこだわりのポイントが違っただけのようです。

普遍的にきっちりやらないといけないことは共通なのだけど、もちろんきっちりやったほうがいいけどどちらでもいいことはあるわけで、それのどこを優先するかの違いだったのだなという事実に気がつきました。

自分がいい加減だったのではなくて、何を重要視するかの考え方の違いだったとわかってある意味安心したというかなんというか。

まあ、きっちりやらないといけない部分まで手が回らなくなっているのはちょっとまずいのだけど、ちょっと肩の荷が下りたような気がした瞬間。