暖かい

心待ちにしていた青封筒が到着。とりあえず今回は飯田さんの卒業スペシャル一点ねらいで。当たれ!と念力を掛けてみます。

さて、昨日、安倍なつみのライブレポでも。


安倍なつみコンサートツアー2004〜あなた色プレミアム@なら100年会館。

前回のツアーは初回の大阪公演を見る幸運に恵まれたのですが、今回のツアーはこれが初めての機会。もしかしたらこれで見納めになるかも知れない貴重な機会です。

会場は、JRの奈良駅のすぐ側。改札から連絡橋で渡ってすぐのところにある好ロケーション。この会場に来るのは3度目になります。どの席でもよく見えるので好きな会場のひとつです。もっとも愛着があるというほどではありませんが。

この会場に来るのは、去年の12月以来だから、もう一年が経とうとしています。

駅を降りたって会場前へと足を進める。前回と変わらない会場前の光景になんとなくほっとした感覚を覚える。初めての会場は何となく落ち着かないものですが、勝手がわかってると安心できるものです。

開演時間の1時間くらい前について、知り合いと話したり、グッズを見たりしながら、時間をつぶす。

時間が来たので会場の中へ。開演を待つしばらくの時間が案外ドキドキものだったり。で、幕が開いていよいよスタートです。

安倍なつみさんが登場。フリフリ系の衣装も春とはデザイン的には全然違うんだけどなんとなくデジャブ。それは、プレミアムがプレミアムである所以なのかも知れません。

オープニングの何曲かを歌い終えた後、最初のMC。話題は、シツレンジャーでPJに出た話とか。このツアーの面白さの一つはMCなんですが、面白いのはゲスト2人との掛け合いの方でソロのMCはそこまでではありません。だけど、彼女独特のテンションの高さがやっぱり面白い。

MCの後は、懐かしの楽曲コーナー。春とは若干曲目が違うわけですが、時代背景は同じというか、懐かしいって抱く感想はおなじっていうか。でも、冷静に考えるとオリジナルを生で見たことはないのですが。やっぱり懐かしい。たとえて言うなら、初めて見る田園風景を見て懐かしいと感じてしまうの一緒なのでしょうか。まあ、これはこれでわかりにくいたとえなのだけど。

続いて3人のMC。これはもう面白いのひとこと。ある種楽屋トークの延長線上なんだけど、長年の付き合いでお互いをわかってるからできる技なのだと思う。MC集とかまとめたらかなり面白いかも。

で、安倍のソロ数曲。続いて、中澤と保田のソロコーナー。中澤さんはおきまりのあれです。夏のハロコンで異常にテンション高いのでビックリしてたんだけど、昨日は一段と高いと感じました。一方、保田はまあいつも通り。やっぱり、名曲だよねと。彼女の歌声で改めて聴いてみるとひしひしと感じてしまうわけで。保田の歌はもっと聴いてみたい。

その後は、一気に終盤戦で。ラストまで。アンコールのあの曲で少し感動。

今回のツアーでは、関西での公演はこの奈良と追加の大阪だけだけに、会場は満員で土地柄もあってかなりの盛り上がり。雰囲気をぶちこわすような客もいなかったので、終始いい感じでした。

それもあってか、終演後はすごく心地よい気分になれました。楽しかったなって。

春の時は、最初だけあってこれから形を作っていくという状態だったんだけど、だいぶこなれてきたせいかすごくいい感じになってきているように思いました。安倍なつみのコンサートはこうなんだってイメージがはっきりしてきたと言ったらいいのかな。

そして、それは、僕にとってはすごく心地よいものです。一言で言うと、暖かい。そんな言葉が似つかわしいようなライブ。ステージ上に立つ3人も客席で見ている観客も。みんなが暖かいのです。

盛り上がるライブって言葉で表現するなら「熱い」ですよね。その熱さをすごく感じるのはハロプロで言うなら後藤真希さんのライブ。だけど、安倍なつみのライブは違うような気がします。

そう、「熱い」ではなく「暖かい」なのです。盛り上がって燃え尽きる感覚も楽しいんだろうけど、暖かさに包まれるそういう感覚もすごくいいものなのです。

そして、終演後、暖かさに包まれる、そういう感覚がなんとも心地よくて、その余韻に浸っていたいと強く思ったのでした。だから、今後も同じような雰囲気を保っていって欲しいなと思いますね。

そう、きっと、あなた色はきっと誰の心もやさしく包んでくれる暖かい色なのかもね。。。