奇跡

川口キタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!

日本やったー

アジアカップの日本対ヨルダン戦は双方、決め手を欠き、延長戦でも同点のまま、PK戦に。

PK戦の先攻は日本、最初のキッカーは中村俊輔。思いっきり滑ってボールははるかゴールの上に。暗雲が漂う。

後攻のヨルダンの1人目は問題なく決めて、日本2人目のキッカーは三都主。中村と同じようなパターンでボールはゴールはるか上に。万事休す・・・。

どうも、ボールを置く場所のピッチの状態がかなり悪い様子。ここでなにやら宮本が審判に話をしている様子。いくつかやりとりがあって、反対側のゴールに場所を変えることに。

しかも、日本が2人蹴って、ヨルダンが一人しか蹴ってない状態で、変更ってのはちょっと異例。というか、そもそもゴールを変えること自体が異例なのですが・・・。

日本だけピッチの悪い方で2人蹴るのは不公平と宮本が抗議するも認められず、反対側のゴールで再開。

しかし、このゴールの変更が最後のドラマを呼んだのでした。

ヨルダン2人目はなんなく成功。そして、日本3人目のキッカーは福西。ゴール隅に低い弾道でゴール。ようやく日本が1本決めました。

続く、ヨルダン3人目もゴール。いよいよ追いつめられる。日本はもう1本も外せません。しかも、ヨルダンに1本でも決められると負けという絶体絶命な状況です。

日本4人目のキッカー中田浩二はなんとか成功。続く、ヨルダンの4人目。すでに一本でも決められると負けという状況でしたが、ここで川口が左手1本で神がかり的セーブ。なんとか最後のキッカーにまで持ち込む。

そして、日本5人目は鈴木。なんとなく嫌な予感だったのですがw、プレッシャーのかかる中無事決めてくれました。そして、ヨルダンの5人目は隅をねらったボールがゴールの枠をはずれる。

5人蹴って、3−3。決着がつかずにサドンデス方式に突入。

日本6人目は中澤。ぎゃー外した・・・。今度こそダメだと思ったのですが、ヨルダンの6人目でまたも川口がセーブ。7人目に突入です。

日本7人目はキャプテン宮本。プレッシャーの中、見事成功。ゴール変更の提案、主審への抗議でも見られた彼の冷静さは素晴らしい。

そして、いよいよ歓喜の瞬間がやってきました。ヨルダンの7人目のゴール隅をねらったボールはポストに当たってはじかれる。

日本勝利キタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!

感動のあまり涙が・・・。

日本代表の試合を見るのは久しぶりなのですが、久々に見た試合で感動できるなんてものすごくラッキーな出来事でした。

試合内容はまあほめられたものではなかったのですが、反日感情からか観客が大ブーイングするアウエーと同じような状況の中、最後まであきらめず戦った選手達に最後は神様が味方したといったところでしょうか。

スポーツという筋書きのないドラマの面白さを久々に感じた瞬間。