クレイマークレイマー?

僕と彼女と彼女の生きる道を見る。

見ていてなんだかすごくせつない気分になりました。最後のほうの徹朗と凛が心を少し通わせる場面では思わず涙。

そもそも最初の設定自体が切なすぎます。母親が子供を愛してないと家を出て行き、取り残される父親と娘。仕事一辺倒だった父親は娘のことはなんにもわからずに戸惑うばかり。娘は娘で遠慮して言いたいことを言えないでいる。父親と会話するのに敬語で会話とか・・・。あまりに切なすぎます。

特に、子役の女の子の演技とかは反則級で、あまりにかわいそうで涙を流さずにはいられない。また、草なぎ剛の抑えた感じの淡々とした演技もなかなかです。

演技者のがんばりもありますが、評価すべきは、ストーリーのすばらしさでしょうか。心の琴線を揺さぶる技を次々とこれでもかというほど繰り出してきてくれます。なんかめったうちにされちゃったよ!みたいな。

心に深く訴えかけてきて、人生とかそういうことをいろいろと考えさせてくれるドラマで、こういう作品がもっとたくさん作られるといいなと思った。

とりあえず、今クールでは一番のオススメ。というわけで、君も見るべし!