適正規模

いよいよ本格始動してきた分割ユニット。

最初のうちは興味がなかったんだけど、テレビで歌ってるのを見ると案外いいかなと思えてきました。特におとめ組がいい。勢いのあるところがいいですね。

ハロプロは、絵付きで見ないと面白くないというのが持論なのですが、最近は、絵付きで見てもイマイチというケースが多かったりしました。しかし、今回は違っていて、見るたびに印象がアップしていく気がします。

歌番組のライブ映像を繰り返し見るのは久々な感じです。何がいいって言うとバランスがいい。メンバーそれぞれの歌とダンスがうまく調和しているような印象です。全員に見せ場があるのもよいですね。

何より、見た目がすっきりした感じがして、今まで何となく感じていた違和感が解消されたような気がします。そこでふと思い当たるのは単純な事実。

そう今までは人数が多すぎたんだということです。

今までは、やはり、大人数ということがあらゆる面で足かせになっていたんじゃないかと思うのです。こうして7人の図を見るとすごくすっきりしていますし、人数が半分でもダイナミックな感じを十分表現できているように見えます。

よくよく思えば、8人のときのLOVEマシーンだって、7人でやった恋のダンスサイトだって十分ダイナミックだったはずなのです。

それがいつしか人数だけが増えてバランスを欠くようになってしまっていたというのが現実。適正な規模を明らかに超えていた、そんな気がします。

そして、そのことは今回のおとめ組のパフォーマンスが明らかにしてくれています。人数が多いからといってダイナミックな表現をできるわけではなくて、全体のバランスの方がより重要なのです。

だいいち、人数が多い方がいいなら100人くらいいてもいいわけだし(笑。

とするなら、今回の分割は、バランスの大切さを目に見える形で示してくれたこと、それだけでも十分だったと思います。

くわえて、分割ユニットも案外いいかもという感想もあります。

というわけで、はやくも次回の曲が楽しみだったりする今日この頃。