二人

今日のハロモニは、夏だ!ハワイだ!海だ!水着だ!といった内容で、テレビを通しても楽しさが伝わってくるように感じました。

でもって、世の中水着で大騒ぎ(?)なようなのですが、今日の個人的なポイントは安倍と飯田のオリメントークのほう。

デビューからすべての歴史を見てきた彼女たちが語ると一つ一つの言葉に重みがあります。

5人で始まった彼女たちも今や15人、元メンバーも含めれば20人になります。人数だけでなく、今や誰もがその名前を知っているグループに。その過程のすべてを二人は見てきたのです。

今回、ハワイでの握手会で昔を思い出したと言う二人。彼女たちの物語は手売りから始まったものだとするなら、握手会こそが原点と言えるのかも。原点に立ち返って忘れがちな初心を思いだしたと語る姿に説得力を感じました。

デビュー当時はまだ幼かった二人が、年長者としての自覚を語る姿も年月の重みを感じさせてくれます。二人がモーニング娘。を引っ張っていかなくちゃという自覚、これがグループを支えているんだなと思った。

そして、卒業する安倍に向けて、モーニング娘。安倍なつみとしてではなく安倍なつみとして応援したいと飯田さんのエールもちょっとしんみりとさせてくれる瞬間です。

最初から最後までこの二人には良き仲間、良きライバルであって欲しいと思った。

さて、半年後には安倍なつみも卒業してオリジナルメンバーは飯田圭織の一人になってしまうわけですが、彼女たちの自覚を持った言葉を聞いていると少し安心できました。

彼女たちが培った歴史とその精神は、きちんと下の世代へと継承されていくのだとそう感じさせてくれました。いずれ飯田も卒業してオリジナルメンバーがいなくなります。だけど、モーニング娘。というものは続いていくのだと確信しました。

今日、二人が語ったような自覚がメンバーにある限り、モーニング娘。は果てしなく続くストーリーとして続いていくのだと思う。そして、これからも続くモーニング娘。という壮大な物語の偉大さを改めて感じることができてよかったと思った。