さくらがおとめで、おとめがさくらで。

さくら組おとめ組のPVを見ました。

双方とも楽曲にあわせた作りになっているようで、正統派萌え系なさくらと異端派セクシー系なおとめと対照的な感じです。

僕の場合、アイドル的なものが嫌いなアイドルヲタという特殊な人種なので、どちらかといえばおとめの方を推したいと思います。

どうも正統派アイドル路線でしっとりとした感じの曲調のさくらは僕の持っているモーニング娘。のイメージと結びつかないような気がします。

やはり、モーニング娘。に対するイメージは、元気とか、明るいとか、健康的とかそういう感じなんですね。

だから、おとめ組の方がモーニング娘。的な気がするというわけです。

分割当初は娘。のイメージを継承するのはさくらの方だと思っていたのにちょっと意外です。

たとえば、おとめ組の今回の曲で言うとメインは田中れいな藤本美貴でプラス石川梨華あたり。石川さんはともかく6期の二人が中心的役割を果たしているわけで、従来の娘。のイメージからは全然遠い。

逆に、さくらは娘。は娘。の中心メンバー的なイメージです。

でも、楽曲とかPVから受けるイメージはおとめの方が娘。的なものに近いような気がします。

と考えると、娘。のイメージを作っているのは、メンバーそのものより楽曲とかそういう要素なのかもしれないと思ったりしました。

良くも悪くも娘。ってそういうものなのかもしれない。メンバーは常に変化するもので、メンバーが変わっただけでは娘。自体の本質は変わらないと思うのです。

卒業、加入というイベントにしてももはやヲタ的な価値しかなく、年中行事でしかない。結局、本質は変わることはない。

もしかして、メンバーをそっくり入れ替えてモーニング娘。と名乗らせてもそれはそれでいいんじゃないのだろうかという気さえします。

そして、分割されてしまうとその傾向に拍車がかかるような気がします。

とするなら、結局、モーニング娘。ってなんなんだと問われたときに適当な答えが見つからないなあとふと思ってしまった。