温度

あの空間にいるときの僕は他のライブでは感じられない気温というか温度の違いを感じ取っていた。

メロン記念日ライブ@大阪ツアーファイナルへに行ってきました。、MCでのお約束の展開とか、VTRは爆笑もので、あと、わけもわからず、六甲おろしを大合唱する関西人のアホさがまた素敵。

スタートしてから、徐々に盛り上がって、運命あたりで盛り上がりは最高潮になり、ラストは「ENDLESS
YOUTH」を大合唱して終わる展開も感動ものだった。それと、東京であったような目立ったトラブルもなかったのも良かったと思う。

なにより、メンバーのみんなが質の高いパフォーマンスを見せてくれたことが素晴らしかった。さすがにハードなツアーの疲れは隠しきれなかったけれど、観客と一体となった盛り上がりのレベルの高さはそのことを感じさせないくらいだった。

そんな空間に身を置いているうちになにか温度が違うそういう感覚を覚えてしまった。単に、スタンディングで人がいっぱいで熱いとかそういう意味合いとは違った意味でだ。

ライブ自体、音は相変わらずのカラオケだし、MCも台本通りといえばそうで、彼女たちが自身の言葉で語る場は少ない。でも、それは、決して、ルーチン化された儀式として粛々と流れていくだけで終わることがない。

その理由は、彼女達のライブへの熱い意気込みが常に伝わってくるからだ。そして、それを観客がしっかりと受け止める。その受け渡しの作業をもって、その空間が一体のものとなり、温度が高められる。

それは、彼女たちが今までのキャリアで培ってきたものをライブという晴れ舞台で全力でぶつけてくるからこそで、その想いの熱さを感じるがゆえに温度が違うと感じるのだろう。

去年暮れのファーストライブツアー、今回のツアーときて、次は夏にツアーがあるようだ。今度は、熱い夏に彼女たちの飛び切りの熱さを思いっきり受け止めて燃え尽きてみたいと思う。

今日の腹筋/腕立て/背筋/スクワット:0/0/0/0回