ソロ

飯田圭織のソロアルバムに続いて、安倍なつみにもソロ企画が持ち上がっているようだ。センチュリーランドのメルマガによれば、六文銭四角佳子とのデュエットで、母と娘の愛情をテーマにしたものだとか。

飯田の地中海レーベルのソロと同様、ある種、フォークソング、童謡的な企画ものといった色彩が強い。これからも各メンバーのこういった形の企画が続いていくのだろう。

どんな形にせよソロとしての各メンバーの歌声が聞けるのは歓迎すべきことなのかもしれない。ただ、個人的にはどうしても違和感を感じる。やはり、ソロならば、オリジナル曲を望むからだ。

いや、違和感を感じるのはそういうことではないのかもしれない。現状の人気その他の情勢を考えれば、オリジナル曲でソロデビューしたとしてもとても良い結果がでるとは思えない。むしろそれは自殺行為だ。きっと、そういう状況にたいしてさびしさを感じているのだ。

特に安倍なつみという人については、いかにも時期を逃したという思いが強い。もっと前に良いタイミングでソロで売り出していれば、一定の結果を残せたとそう思うからだ。

しかし、もし彼女がソロデビューしていたとすれば、それはもう娘。が娘。たり得なかったようにも思う。なんだかんだで彼女がモーニング娘。という存在を体現する存在であり、彼女なくしては成り立たないとそう思うからだ。

モーニング娘。と歩み続けることが宿命づけられた彼女。でも、いつしかグループを離れるときがやってくる。そのときの彼女がどういった姿を見せてくれるのか、その試金石としての今回の企画を注目して見守っていきたいと考えている。

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