考えるヒット

ロッテのローズが退団、帰国

何しに来たのかと言いたくなるような帰国劇・・・。

さて、今日のオリコンデイリーを見る限り、先日、ちょっと触れた光永亮太は案外売れているみたいで、そこそこのヒットになりそうな予感。今のJPOPでソロの男性ボーカリストだと平井堅が真っ先に思いつくが、もしかしたらそんな感じの存在になれるかもしれないなと思う。

CD不況が言われて久しい。ちょっと前なら月9タイアップと言うだけで、かなりのヒットになっていたが、今はそうもいかない。最近のヒットの傾向を見ていると一週間や二週間で一気に売り抜けるタイプの曲よりもじわじわと売り上げを上げていくタイプの曲が売れている。

大量宣伝、テレビ、ラジオ、雑誌等へのメディアへの露出、ドラマ、CMなどのタイアップを利用して売るというモデルは完全に崩壊しているように思う。上にあげた光永亮太にしても楽曲の良さがあるのは間違いない。

CDが売れない売れないと言われているが単に正常に戻っただけなのかもしれない。違法コピーの問題を考慮しても、本当に良いものだったら消費者は買うはずで、本当にいい楽曲だけが売れるそういう時代になったそれだけのことなのだろう。

音楽業界に携わっている人たちには死活問題だが、消費者にとっては歓迎すべきことかもしれない。やみくも宣伝するだけで売れないということがわかれば宣伝は限定されたものになり、楽曲の質を上げることに労力が割かれることになる。そうすれば、よりよいものを消費者は手に入れることができるのだ。

実際にはそう簡単にはいかないだろう。でも、少なくとも現在の傾向はよりよい方向であるように思われるのだ。本当によいものが売れる。そういう当たり前のことが浸透していくことを僕は望んでいる。

今日の腹筋/腕立て/背筋/スクワット:0/0/0/0回