広末涼子

今日の朝、出勤前のわずかな時間を使って、めざましテレビを見ていたらN.Y.で映画撮影をしている広末涼子が出演していた。

彼女がNTTドコモのポケベルのCMでブレイクしてからもう7年くらいになる。もはやポケベル自体がほとんど使われていないあたりからも年月の流れを感じてしまう。それから、今に至るまでいろいろあった。彼女は、スターダムにのし上がり、人気絶頂となる。しかし、バッシングにあったりして、人気は下降して今のポジションに落ち着いている。

彼女が売れはじめたとき、正直どこがいいのかよくわからなかった。そもそも例のポケベルのCMが僕の地元では放送されていなかったというのも一因かもしれない。しかし、それでも、どうして売れているのかよくわからなかった。

僕は、当時の彼女よりも今の彼女の方が好きだ。なんかいい女優さんになったという気がする。勢いだけで売れていた昔とは違って、ようやく実力と人気が同じくらいに落ち着いた。そんな感じがする。

人気が出る出ないは、どうしても時代の空気とかそういう曖昧なものに左右される。その空気をつかむ運を持っている人はブレイクできるということだ。だけど、そういった形の人気はいつまでも続かない。いつかは終わりがくるのだ。

そうなったとき、どういう着地点を見つけられるかが生き残りの鍵だと思う。その点、彼女は、いい形の着地点を見つけたのだと思う。もちろん、それは彼女がそれだけの実力を持っていたからに他ならない。

そして今、そんな彼女の姿を見ると、人気絶頂だった頃よりもなにか生き生きしているように感じる。そして、その度に僕は、「ああ、なんかいいなあ」とつぶやいてしまうのだ。

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