声質

昨日、保田さんのしゃべっているときの声質が好きだという話をしましたが、筆者はどうも声フェチらしく、歌の好き嫌いにも歌手の声質というのはかなり重要な要素だったりします。

2週間ほど前に中澤さんとあややの帯にひかれて思わず買った「Mの黙示録」のオフィシャル本「ミリオンセラーは教えてくれる」にも声質の重要性が紹介されています。

この本の著者の富澤一誠氏の考えによれば、歌にとって重要な要素として1に声、2に曲とサウンド、3に詞を挙げています。また、これらの要素はいずれも重要な要素で、どれが一番大切とは言えないが、受け手の側に一番最初に入ってくるのは声であるとしています。そして、氏は顔のルックスに対応した用語としてこの声質を声のルックスと表現し、いろんな歌手のいくつかのパターンに分類して、その重要性を説いています。

モーニング娘。×つんく♂』のつんく氏のインタビューの中にもメンバーの声帯の写真を出しながら声質について語っている一節があり、当然とはいえこの重要な要素に着目し、曲を作り上げる中で巧みに組み合わせているつんく氏はさすがだなあと言わざるを得ません。

声のルックスは歌手にとって大変重要な要素であって、多くの人に支持される歌手はやはり声のルックスに優れているのは間違いないでしょう。

また、モーニング娘。においてもつんく氏がメンバーそれぞれの個性ある声を組み合わせることで、全体として魅力的な声のルックスを曲の中に作り出し、ヒットを生み出してきたのだと言うこともできるでしょう。

ただ、音楽の魅力ということを考えた場合、声のルックスだけではなく普通のルックスも重要な要素ではないでしょうか。

単純に顔がいいとか悪いとかそういう意味合いではなく全体としてのルックス、ヴィジュアルとしてのルックスです。

たとえば、モーニング娘。において、LOVEマシーンのヒットにあの衣装と踊りによるインパクトが大きく寄与したことは間違いないですし、いわゆるヴィジュアル系と呼ばれる人達も同様に見た目のインパクトで人をひきつけています。

純粋な音楽的なものではないヴィジュアルとしてのルックスは、単にアイドル的人気を呼び起こすだけのもののようにも思えます。

確かに、音だけを聴くだけなら、ヴィジュアルとしてのルックスという要素は必要ないのかもしれません。

しかし、ライブで生で見たり、テレビで歌っているのを見たり、あるいはプロモーションビデオを見たりするときにそのビジュアルとしてのルックスがしょぼいものだったら、曲を聴く気にもなれないでしょう。

仮にラジオや有線で初めて聴いて、曲を好きになったとしても、次に目で見たときにヴィジュアルとしてのルックスがとんでもないものだったらどうでしょうか?やはり、少し冷めてしまうのは間違いないでしょう。

そう考えると、アイドル系に限らず、ヴィジュアルとしてのルックスは不可欠なのではないでしょうか。

そして、目での見た目であるヴィジュアルとしてのルックスは音よりも人間にとってインパクトのあるものであり、最初に人をひきつけるためのものとしては音よりも効果があります。

純粋な曲の良し悪しとは外れているのかもしれませんが、間違いなくヴィジュアルとしてのルックスは重要です。そして、シャ乱Qの時代から、見た目のインパクトを意識していたつんく氏がモーニング娘。というプロジェクトにおいて成功を収めたのは必然なことだったのだと改めて思いました。

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