レビュー
テキスト系サイトということ
何となくアクセス解析を見ていたら、参照元に見たことのないURLがあったので見てみると、ReadMe! 新作ベスト100とかいうレビューのページでした。
筆者は、テキストサイト界の事情は不案内なのですが、このレビューを書いている愛・蔵太氏はテキストサイトの辛口レビューで有名な方のようで、ReadMe!JAPANのサイトのオールレビュー等という恐ろしいことをされているようです。
で、このサイトもこっそりReadMe!JAPANに登録しているので、レビューされていたようです。
市井紗耶香系テキストサイトですが、まぁそういうのに興味がない人でも普通に読める文章力はあります。
「読み価値なし!」とか辛口のコメントかと思ったらそうでもなかったようです。あたりさわりがないというか可もなく不可もないコメントです。まあ、引っ掛かりがないということなのでしょうね。
ただ、筆者的には「まぁそういうのに興味がない人でも普通に読める」と部分は素直にうれしいと思いたいです。
テキストサイトにはニュース系から単なる日記サイトまでいろいろな種類があります。一般に公開している以上、読み手への意識は当然あります。しかし、サイトの性格上、読み手は市井紗耶香さんだとか、モーニング娘。だとか、ハロプロだとかにある程度知識を持っていることを前提に書いているわけです。
したがって、通常、その方面の知識を持っていない人にとっては、前提となる知識がないわけで、読んでも意味がわからないでしょう。もとから対象として意識していないからいいと言えばいいのですが、たまたまちょっと興味を持って見た人にとってどう受け止められるかを多少は意識しておく必要があるのなのかなと思いました。
で、この件とは若干ずれますが、ふと思ったことがあります。
夜の夢こそまことで、Musee de 小林孝博というサイトのモーニング娘。論が紹介されていました。
その内容はなかなか示唆に富んだ内容で面白いものでしたが、筆者の印象に残ったのはそれについての感想の記述です。
娘。ヲタの(すなわち内側からの)娘。論ばかり読んでたので、ちょこっと新鮮だった。
たとえば、このサイトにしても娘。ハロプロ系のテキストサイトが多数入っているアンテナリンク集「娘。アンテナ」に登録されています。当然、筆者も他の登録サイトを時間があればいろいろと見てみたりして、ああでもないこうでもないとか思ったりします。
しかし、よく考えてみれば、それは娘。ヲタによる内側からの論に過ぎません。それぞれの論は読んでいて大変面白いものですが、それらの論は誰もがその名前を知っているモーニング娘。という巨大な事象から見るとすごくコアな狭いところからの視点にしか過ぎません。
ですから、モーニング娘。という事象を正しくとらえるのにはもっと広いところから見る必要があるのだと思います。しかし、当然、ファン以外の人はそれほど興味を持っているわけでもないので、外側の目から見て論じられることはそれほど多くはないでしょう。
その意味で、こういった外側からの論は興味深いものだと感じました。そして、最初に述べたファン以外の読み手への意識という部分も合わせると、なにか重要な要素が浮かび上がってくるように思います。
筆者について言えば、発信側としてもファンという内側の対象に向けてしか発信していない。また、受け手側としても内側の人によって書かれたものにしか目を向けることができていないような気がします。
だから、もう少し、広い視野で物事を考えていく必要があるなあと改めて感じました。
え〜と、さて、本題にもどって、愛・蔵太氏によるレビューには続きがありました。
ていうか、あまりその系について話してないね。
その系について話してないから「そういうのに興味がない人でも普通に読める」ということだったのですね・・・。
追記
しばらく休止します。
といってもちょっと旅行に行くだけなので、3日ほどで再開の予定。