リスペクト

あややコンのDVDをようやく見ました。

正直言って、どのように評したらいいのか言葉が見つかりません。

見終わった後に残るものは、松浦亜弥というシンガーへのリスペクトでしかないからです。

ただ、無性に「First Kiss」を聴きたくなりました。ライブがCDに比べて劣っているわけでもないのですが(もちろんCDそのままをパーフェクトに再現できてるわけではない)、彼女の歌の前にはライブ映像を視覚的にとらえるということに意味があるとも思えないのです。

なぜ筆者が、このような感情を抱いたのか。筆者の場合、松浦亜弥の歌が好きなのであって、彼女のことをカワイイとかそういう風には見ていないからだと思います。

もちろん、彼女のパフォーマンスについて言えば、歌だけじゃなくて、衣装とか、振りとか、彼女の存在そのものも含めて完成されているし、素晴らしいものであると個人的には評価しています。

でも、ライブDVDにはなにかいらない要素がある。

それは、MCであり、ゲストの人達です。

これらの要素が決してダメだとは思わないですが、松浦の歌という完成された作品を鑑賞する上では、はっきり言って邪魔なものなのです。

だから、DVDを見た後、筆者は余計な要素が何一つないCDを聴きたいと無性に思った。そういうことです。

筆者が抱いたこの感情を違った側面から見てみれば、それは、彼女がライブをやる人としてはまだ未熟であるということなのかも知れません。

ライブにはCDで聴くのと違った楽しみがあるはずなのに、それを提供することができていないからという意味においてです。

まあ、松浦亜弥がカワイイと思う人にとっては、生で見れるだけで良いのかも知れないですが・・・。

その点で、シンガーとしての彼女は発展途上であり、まだまだ多くの課題が残されているような気がします。

とはいえ、彼女の才能を持ってすれば、今足りないものを身につけるのはそう遠くない日のことでしょう。

そして、彼女が真の歌手になったとき、どんなパフォーマンスを見せてくれるのか今から楽しみで仕方がない、そのように筆者は今思っています。

<リンク追加>
□□ gloomy □□
プッチでちょっとファンキーなモーヲタ(ライトファン?)ぐるみさんのサイト。