敗戦

☆日本0−1トルコ
前半10分過ぎに中田浩パスミスからCKのピンチ。ドフリーでヘッディングされて失点。そのあと日本ペースで試合が進むも結局1点が返せずタイムアップ。

勝ってるチームは触らないという王道を破った西澤、三都主の起用。次第に機能し始めていた三都主を交代と、今大会当たっていたはずのトルシエ監督の采配が裏目に出ました。

まあ、これについては不運だった部分もあるので致し方のないところ。やはり、チャンスを作りつつもなかなかシュートに持っていけない。最後に決定力のなさ、絶対的なFWの不在が露呈してしまったような気がします。

内容的には上回っていただけに残念でした。

☆韓国2−1イタリア
ホームで勢いのある韓国とイマイチ調子に乗りきれないイタリアの一戦。開始早々に韓国がPKをとるも外し、逆にビエリのヘッドで先制。韓国がボールを支配するも攻めあぐね、逆にイタリアがお得意の守ってカウンターのパターンでチャンスを作る。

後半に入って、韓国が猛攻に出るも、ゴールには至らず、このままイタリアお得意の逃げ切りかと思われたのですが、終了直前に韓国が同点に追いつき、延長に。

延長は、同点に追いついた韓国がホームの声援の後押しもあって、完全にペースを握る。必死に耐えるイタリアですが、トッティがシミュレーションで二枚目のイエローカードをもらって痛恨の退場。10人となったイタリアは執念の粘りを見せますが、韓国が劇的なVゴール勝ち。

イタリアと互角に渡り合った韓国は素晴らしい試合をしました。一面真っ赤に染まったサポータの素晴らしい声援の後押しもすごかったと思います。あの雰囲気のなかでやる相手チームは相当やりにくいと思います。

そんな中でイタリアは強豪国の底力を発揮したと思いますが、最後には力つきたような感じです。どうも今大会、クロアチアにも逆転されるなど、逃げ切りをねらった選手交代が裏目に出てしまったような気がします。

逆に韓国の攻撃の選手ばかりを入れる強気の采配が光ったわけで、攻めの姿勢が重要なのだと感じました。

それから、サポーターの声援のすばらしさも光りました。日本のサポーターも必死に応援していたと思いますが、あの声援にはかないません。

やはり、サポーターは12人目の選手なのだとそう実感しました。