日課

完全にワールドカップモードで、サッカーサイトを巡回するのが、日課になってます。

☆新雑誌創刊だそうです。Demper Web「電波戦記2002」サポティスタ

で、そのなかにこんな書き込みが・・・、金子さんはサッカーを勉強したほうがいいみたいですね。

そのカキコにリンクされているページのインタビューを読んでておもしろいなあと思う記述がありました。

Q.これからスポーツライターを目指す人に対して、この人の文章は読んでおいた方が良いという人はいますか?

A.これも答えにくいなあ(笑)。じゃあこう答えよう。僕が読んできたのは賀川浩さん(※1)だった。賀川さんは、ある試合を観て「面白かった」って書く。僕は同じ試合を見に行ってたのに「つまんねえな〜」って思って帰ってくるわけ。あとで記事を読んで、せっかく同じ試合を観たのに、僕もそうやって観れば良かったなって反省させられたわけだね。
 だから、今は僕も、試合っていうのは、どんな試合であっても本当に面白いと思えるような気がするようになった。選手が真剣にやっていれば、どんなレベルの試合でも絶対に面白い点はあるはず。ある選手がこの間までできなかったちょっとしたプレーを今日はできるようになっていたとか、良い面を見なければいけないと思う。悪い面を見るのはすごく簡単なんです。だけど、いい面を見るのはしっかり見ていないとできない。(以下略)

「悪い面を見るのはすごく簡単なんです。だけど、いい面を見るのはしっかり見ていないとできない。」というくだりが、非常に心に響きました。

というか、耳が痛い(笑)。

また、サッカーネタなんですが、筆者が嫌いな評論家はセルジオ越後さん。辛口で売ってる氏ですが、辛口なコメントをすればOKみたいな態度に見えるから。

ん〜いい面を書けないのはしっかり見てないからですか。ん〜厳しい言葉です。

でも、それは盲目的に賞賛するのとはわけが違います。

ワールドカップのテレビ中継を見ていると、サッカーも良くわかってないようなタレントが出てきてお祭り騒ぎではしゃいでいるような印象を持ってます。もちろん、サッカー通で、しっかりいる人も多数です。まあ、お祭り騒ぎだからいいじゃんって考えもあっていいような気もします。

でも、選手をアイドル扱いするような態度はやっぱり間違ってるんじゃないかとそう思ったりするわけです。ベッカムかっこいいとか。

やはり、サッカーがスポーツである以上、プレーに対する評価でなくてはいけないはず。

だから、盲目的な礼賛でもなく、あらを探してダメだしすればOKみたいな態度でもなく、良いものは良いと悪いものは悪いとしっかりと評価する姿勢が必要だとは思います。

重要なのはそのあたりの適正なバランスの見極め、でもこれがなかなか難しいなあと考え込んでしまいました。

<今日のワールドカップ
☆ブラジル5−2コスタリカ
点の取り合いは地力を発揮して、ブラジルの勝利。コスタリカは無念のグループリーグ敗退。

☆トルコ3−0中国
トルコが快勝。逆転で、決勝トーナメント進出。

☆メキシコ1−1イタリア
イタリアがメキシコに先制される苦しい展開。イタリアまでも敗退かと思いましたが、クロアチアが負けてくれたおかげで、なんとか決勝トーナメントに。クロアチアの負けが決まった後、双方やる気なくボールを回す様がなんとなく笑えた。

エクアドル1−0クロアチア
エクアドルが一点を守りきって勝ち。両チームとも予選落ち。

で、日本が、無事グループリーグを通過して、決勝トーナメントに進めば、ブラジルもしくはトルコとの対戦。一位通過ならトルコ、二位通過ならブラジル。実力的にはトルコの方が勝てる可能性がありそうですし、まあしっかり勝って一位通過してもらいたいですね。