一応

ZEPP大阪のレポでもちゃんと書こうと思ったのですが、今週末にはもう名古屋とタイミングを思いっきり逃してしまった模様。個人的には、今週末は別件で所用があるため市井とは無縁な生活をおくる予定。

まだ書いていないような気がするので、サイトリニューアルの理由について少しだけ。一言で言えば市井オタとしての自分に限界を感じてしまったから。

復帰直後は当然ながら、うれしさでいっぱいだったわけですが、その後の展開には正直どうなの?っていう部分が多かったわけで・・・。特に写真集あたりからのアイドル路線全開な感じがどうにも納得できなかったわけで・・・。

閉鎖してしまいたいという思いが、ここ1,2ヶ月、心の中にうごめいていました。で、あのような行動に・・・(笑)。

ただ、冷静に考えるとそもそも筆者はアイドルとしての市井のファンだったわけです。もともとオタという程かはともかくアイドル好きな人種ですし。

それが、なぜ、アーティスト路線でなきゃだめになったかというと、彼女の「シンガソングライターになりたい」という卒業の理由に他ならないわけです。もっともこれを額面通りに受け取るべきなのかどうかといえば疑問です。多分、真相は違うでしょう。

でも、あの当時の筆者には多分違うだろうと思いつつもその言葉を額面通りに受け取って信じていくことしかできませんでした。で、彼女が姿を消している間に彼女に対して求めるものというか幻想というものは作り上げられていったわけで・・・。

そして、復帰という現実でその幻想は打ち砕かれていきました。

今の彼女はアーティストというにはほど遠い存在です。むしろ彼女は本当はアイドルとしてそのままやっていきたかったんじゃないんだろうかと思ってしまいます。

正直、その姿を見てちょっと失望してしまったのも事実です。でも冷静に考えると、むしろそういう枠組み自体が無意味なものかも知れない。突き詰めていくと、筆者はアイドルとしての
市井紗耶香のファンでもアーティストとしての市井紗耶香のファンでもなくて、ただ単に市井紗耶香のファンにすぎないのだから・・・。

すなわち、今のありのままの市井紗耶香っていう存在を受け入れるしかないのかなあとそのように思います。もちろんそれは、現状のままでいいということではありません。

ただ、市井紗耶香という存在について、アイドルだとかアーティストだとか、歌手だとかそんな枠組みを当てはめることに果たして意味があるのだろうかとそういうふうに思っています。

別に、歌手じゃなくてもいいわけだし、女優でもモデルでもなんでもありだと思っています。活動の範囲については、人それぞれの許容範囲があることを前提として。

むしろ、個人的には、いまだに彼女の活躍の場は歌手ではないと思っています。

歌手という選択肢は、いくつかある選択肢の中の一つのオプションに過ぎない。そのように思います。だからそれにむやみにこだわる必要はないと思います。

もちろん、歌手を名乗ってCDを出しライブをやる以上、一定レベルのパフォーマンスを示す必要があるし、水準を満たしていなければ批判されるべきでしょう。

その点で、彼女はまだまだ物足りないところだらけではあります。でも、彼女の道のりは始まったばかりというのも事実です。

だから、筆者はもう少し、長い目で評価していったあげればと思っています。彼女は、まだ18歳。10年たってもまだ28歳。30歳にもなってないわけで、早急に結論を出す必要は全くないはずです。

今まで、早急に結論を求めすぎていたように思います。でもそうじゃなくてもっと長いスパンで考えればいいということにようやく気づきました。

市井が自分のペースでゆっくり歩んでいくなら、マイペースで応援していってあげればいい。

ちょっとスピードをあげたならこちらもちょっとアクセルを踏めばいい。

市井の歩んでいく様子を見守ってあげればいい。

それが、筆者が見つけ出したファンとしての生き方です。