アーティスト論

今週の「SMAP×SMAP」も高視聴率だったようです。個人的にSMAPは大好きなグループですし、稲垣メンバーも嫌いではありません。しかし、仮にも犯罪者の復帰をこれだけ大々的に歓迎するのはどうかと思います。まあ、犯罪者でもそれなりの制裁を受ければ社会復帰が認められるべきではありますが、大々的に取り扱うのは考え直した方がいいと思います。

なんか、事故に遭って入院してた人が復帰しておめでとうな感じはどうかなって思います。

これもひとえに稲垣吾郎って人に商品価値があるからなんでしょうね。でもこれは、彼自身の商品価値というよりSMAPってグループの商品価値であるような気もしますが・・・。

一方で、事務所ともめていた鈴木あみが復帰するという情報がしばらく前に流れていたようですが、犯罪者よりも事務所ともめた人間の方が芸能界的には制裁が厳しいようで、ずいぶん時間がかかったように思えます。

最初にあげたSMAPにしても森君の存在はなかったことになっているようですし・・・。

さて、市井紗耶香さんの場合も娘。脱退の理由についていろいろ取りざたされているようです。本人の意思もあったでしょうが、何らかのトラブルはあったのは間違いないでしょう。そして、今回の復帰はおそらく問題がクリアになったからなんでしょう。

もちろん復帰にいたったのは彼女に商品価値があると判断されたからに他なりません。商品価値がなければ、金をかけてまで売り出す必要はないわけで。でも、売り出し方が中途半端なような感じがします。どうも方向性が見えてきません。フォークは歌うは、水着写真集は出すは、なんか意味不明です。アイドル路線?アーティスト路線?まったくもってよくわかりません。

あの事務所が良くわからないのはモーニング娘。の活動を見てればわかる!(爆)って言われればそうかもしれません。でも、その理由は市井紗耶香さん自身にあるような気がします。彼女が一番中途半端な時期にあるからです。アイドルとして売り出すにはちょっと年齢的に厳しいし、アーティスト路線もちょっとまだ早いってことではないでしょうか。

抜群の歌唱力や作詞・作曲能力があれば別です。でも彼女にはそれはありません。正直、未知数っていったところでしょう。結局、ルックスくらいしか今の時点では売り物がないわけで、それが写真集発売ってことにつながったんだと思います。

事務所も売り出し方を良くわかってない。市井紗耶香さんもまだまだ修行中の身、たいせーの能力も未知数というかあまり期待できない。こういう状況がつづくと、あまりいい結果はもたらさないような気がします。今は、ついてきているファンもこのままだと離れていくかもしれません。新規ファンの獲得も今は望めません。

4月のデビューが失敗に終われば、次はおそらくないでしょう。

そのあたりのことが非常に懸念されます。
当然、筆者としては、やはり広く受け入れられる人になって欲しいわけで、ある種今までのファンを総入れ替えぐらいのことやっても売れて欲しいなあというのが個人的思いです。

その際には入れ替えられる人に筆者はなってしまうような気がしますが、無残な姿をされるよりは、むしろそっちを望みたいと思います。

<1/24の予定>
とくになし