さてと


お盆休みらしく街中は人でいっぱい。でも通勤電車はガラガラ。その二つになんとなく感じるギャップ。


定期映画鑑賞。(一部ネタバレを含みます。)

というわけで、今日は「スカイ・クロラ」を見てきました。

深いというか重い感じがした。いろいろと感じるものがあって、心の中に何ともいえない感覚が残りました。

まあ、見終わって、面白かったで終わるタイプの作品ではないみたいですね。語る人の数だけ解釈があり得そうな感じ。難解といえば難解で。

まあ、もう一回見るか、原作読めということかな(笑)

見終わった後、ぱっと頭に浮かんだのが、「終わりなき日常」とか「自由からの逃走」とかそこらへんのキーワード。サブカル的な文脈で語るのも楽しいかもって気がしました。

そんなわけで、ありというか大いにありな作品。

難を言うと、途中でラストへの収束が見えてくるところはなんだかなという感じ。ストーリー的にあのラスト以外にはありえないので仕方がないのですが・・・。

それから、エンドロール後のワンカット。あのカットは入れないまま終わる方が個人的には好きです。まあ、あのカットがある分、少し救われたような気がするのでありなのかもな。