肌寒い


最近、わりと早めに家に帰っていたので、気付かなかったのですが、夜、高架駅のホームに立って電車を待っていると寒い。

そうだ。もう11月なのだと今さらながらに思う。

カレンダーの数字を見ても季節は感じないけれど、ホームに立っているときに肌寒く感じる、そんなちょっとしたことにも季節は感じられる。

季節に限らずなんにせよ人は五感で何かを感じ取るのだ。

現代人は、わりと視覚偏重らしいけど、視覚よりも肌で感じる感覚、皮膚感覚の方がきっと大切なのだ。

そして、四季折々の自然の中に生きてきた日本人には、周りの空気を感じ取る力というものが自然に備わっているはず。

だから、今後も、気温の変化を肌で感じて、季節を感じるというすごく当たり前の感覚を大切にしていきたいなと思う。