季節感


いよいよ寒くなってきた感じで、吹きさらしのホームで電車を待ってるのがつらい季節になってきました。

時間帯によっては本数が少ないので、なかなか電車も来ない。となると自販機で暖かい飲み物を飲もうかということになるわけで、今日見てみたら、COLDがHOTに入れ替わってました。大体これくらいの時期に入れ替わるみたい。

季節の変化を感じる事象はいくらでもあります。例えば、秋だとまあ木々の紅葉とか。でも、都会に住んでると自然に触れる機会は少ないわけで、自販機の飲み物がHOTに変わったとか、そういう出来事の方が身近に季節の変化を実感できる事象なのかも知れないな。

まあ、そんな人工的な出来事に季節を感じるのはさびしいというか本来の姿ではないのかもしれない。ただ、着実に、秋が深まりやがて冬が訪れようとしているのは確かなわけで、必然的にささいな事象に季節を感じるのです。

本当は季節感というのは自然とともにあるのが本来の姿なのかも知れないけど、自然から離れた中に季節を感じることができるのも日本人としての持って生まれた素質なのかも知れないとかなんとなく思う。

少し前まで夏だと思っていたら、秋もあっという間にすぎて、やがて冬。季節感と同時に時の流れの速さも感じて、まさに光陰矢の如しだなともふと思ったのでした。