3人

安倍なつみファーストコンサートツアー2004〜あなた色プレミアム〜ツアーファイナルの大阪公演に行ってきました。

ライブとしては先週の滋賀の娘。コンのラスト以来。ツアーのファイナルを2週続けて見ることができる幸運に感謝。

娘。コンは結局滋賀でしか見ることができなかったのですが、今回は前に奈良で見ているので感覚としては初めて見るのとは違う余裕がありました。

残念ながら座席には恵まれず、2階後方からの観賞。前の座席をオークションで落札しようかどうか迷った末の選択でした。たまにはこういう全体が見渡せる席もいいのかも知れないと思いつつの観賞。

結論としては座席とかまったく関係なく楽しめました。前で見なければ楽しくないという発想をしなければいけないこと自体間違っているのだなあと自戒。

すっかり、なちコンにはまってしまった自分を実感した一幕。

僕にとって、その面白さを形作ってくれた大きな要素はゲストの2人でした。

MCで主役そっちのけで喋りまくる裕ちゃん、彼女のトークがMCの面白さを形作っていたように思う。そして、歌で聴かせてくれる圭ちゃんの存在が全体の構成に与えてくれたインパクトも忘れられません。この2人の存在ってつくづく大きいなあと改めて実感。

前日の広島でツアーの打ち上げをやってしまったようで、なっちとお酒を飲めるようになったとうれしそうな裕ちゃんのトークが印象的でした。

そう、あとのMCでも出てきたけど、ちょうど7年前の今頃に愛の種の5万枚の手売りを達成してデビューが決まったのでした。その時、成人していたのは裕ちゃんだけで当然お酒を飲めるのも彼女だけだったわけで。ある意味、子どもと酒が飲めるようになってうれしがる親みたいな感じだけど、多分、なっちと裕ちゃんの関係はそれに近いものがあるのだろうな。

そして、7年前にはいなかった圭ちゃん。なっちにあこがれて娘。に入ったある意味なちヲタな(笑)彼女なので、そんな彼女が一緒の舞台にいるということはメンバーの脱退加入を繰り返してきた娘。を象徴する出来事なのかも。

なんだかとりとめのない書き方ですが、3人が作り出す空間は、3人が長い歴史で培ってきた強い絆をまざまざと実感させてくれる空間だったように思う。そして、その場にいるとその空間が作り出す何とも言えない幸せな雰囲気に暖かく包み込まれるような感じがするのでした。

MCの中で裕ちゃんからこの3人ではもうないかもしれないみたいな話を聞いたときに、あっこの3人の組み合わせが見れるのは今日限りかも知れないと思って、ふと我に返る気がしました。

幸せだった時間はこんなにもあっさり終わってしまうのだなあと。。。そこに訪れたのは一抹のさびしさ。

でも、それは本当の意味での安倍なつみのソロコンサートが実現するためにはさけられないステップなのかもしれません。多分、裕ちゃんもそういう意味のことを言っていたのだと思う。

ちょっと感傷的になった僕をよそにコンサートはクライマックスを迎える。最後のMCでいっぱいいっぱいになって壊れちゃうなっち。どこまでもらしい彼女。ツアーをやりとげた感動がそこにあったように思う。

そして、終了。楽しかったなちコンの思い出はここに終了したのでした。

とりあえず、最後にひとこと。

あのー、多分無理だと思うんですけど。。。この3人でもう一回ライブをやって欲しい。。。