LOVE

昨日ちょっと触れたのですが金曜日に中島美嘉のライブに行ってきました。

会場に到着したのは開演30分前。会場前には入場を待つ人たちの列が、どんなライブでも見慣れた光景。客層は、本当、様々と言った感じ。メジャーな人なので、ミーハーなファン層が多いんだろうな(含む自分w)

割合的には、ちょっと女子率高め。予想では、半分くらいかなと思っていたのですが、もっと多くて6,7割といった感じでした。

会場の中に入って、グッズをチェックしたり一通りの作業を終えた後、中に入る。

しばらくして、開演。オープニングの映像の後、幕が開く。バックバンドを従えて中島美嘉がステージに登場。2ndアルバムに収録されている「aroma」からスタート。観客席から「美嘉ちゃ〜ん!」と黄色い声援が飛ぶ。ハロプロ系に慣れた自分的にはちょっと違和感w

静かな曲調にあわせて客のノリもいたって静か。ステージで彼女が歌うのを静かに聴くという感じ。演出もあくまで歌を聴かせることを重視したシンプルなもので派手な感じのものはなし。

ライブは盛り上がらなきゃと固定観念にとりつかれている僕にはいい感じのカルチャーショック。頭を切り替えて、歌を聴くのに専念する。

ひたすら彼女の歌を聴き続ける、そういう作業が続く。切々と歌いあげられる彼女の歌が体全体に心地よい感覚を覚えさせてくれました。

MCで言葉に詰まって、おしゃべりは苦手なので歌いますとMCを切り上げてしまう彼女に歌への思いと強い自負を感じる。

そして、ライブは中盤に入ります。曲は、「雪の華」。昨年秋に発売されロングヒットとなったバラード。舞台一面に広がるドライアイスの銀世界と上から降ってくる雪が一層情感をましてくれていました。

雪の華」で一つのクライマックスに達した後は、一転して盛り上がり系の曲で、いわゆるライブ的盛り上がり。そして、ライブはエンディング、アンコールへと進みます。

アンコールで披露された新曲「SEVEN」。前曲「雪の華」がヒットしただけに注目ですが、バラード系ではなくアップテンポ系の曲で勝負の様子。セールス的にはちょっとどうかなという感じですが、音的にはかなり面白いなあという印象でちょっと楽しみな感じです。

さて、そうこうしているうちにライブは終了。ちょっと盛り上がり的には物足りないかなという感じですが、聴かせる系の曲が多い人だけにしょうがないのかなという気はします。

とはいえ、すぐれた楽曲に魅力のあるボーカルが堪能できるという意味で十分楽しめるライブなので、また機会があれば行ってみようかと思っています。