雪が降ってきた

昨日、横でテレビをつけながらネットサーフィンしてたらスピーカからなんとなく懐かしいメロディが聞こえてきました。

そのときやっていた番組は、「SMAP×SMAP」。曲は、SMAPの「雪が降ってきた」です。

この曲はSMAPの曲の中で一番好きな曲の一つです。やさしいメロディと「今年の最初の雪が♪低い空から舞い落ちる♪」という歌い出しの部分の歌詞が特に好きです。僕自身が、12月生まれというせいもあって、初雪というシチュエーションにロマンティックな響きを感じるせいかも知れません。

昨日やってたのはバラードバージョン。余計にロマンティックさが増幅されてなんかキューンとなりました。そして、オリジナルを聴きたくなったので、引っ張り出してきたのはSMAPのベスト盤「Vest」。

プレーヤにかけて聴いてみると、ボーカルの声がものすごく若いのでちょっとビックリ。それもそのはず、このCDは1992年発売だそうで、もう10年以上も前の曲のようです。そのころは、彼らも今のようなポジションではなくブレイク前だったのでそう考えるとすごいなあと改めて思う。彼らにもそういう時代があったんですね。

それと同時に思うのは、今も昔も変わらない楽曲のレベルの高さ。今聴いても色褪せない魅力が彼らの曲にはあります。きちんと下地があるからこそ今現在のポジションがある。幅広い活躍を見せる彼らですが、楽曲一つをとってもそれが感じられます。まあ、ボーカル自体はうまいとは言えないのですが(笑)、それを補うだけの魅力があります。

きっと、アーティストとスタッフ一体となった一つ一つの作品への真摯な取り組みの積み重ねが今の彼らのポジションを作り上げているのでしょう。それは今も昔も変わってはいない。そう思うと、改めてこの10年以上の前の作品に歴史を感じて、感嘆の声をあげずにはいられないのです。