リメイク

このサイトのコンセプトを語るシリーズ。

昨日、このサイトのコンセプトの一つに自分の中の萌えを表現するというのがあると書いたのですが、他にもコンセプトはいくつかあります。最初の頃に考えたコンセプトというのは、自分の中のドラマ、物語を表現するというものでした。

というわけで、ドラマの話でも(笑

僕は、昔からテレビのドラマを見るのが好きだったりします。もっとも最近では、毎週見ることがほぼ不可能なのこともあって、ほとんど見る機会がなかったりします。

だけど、今日はたまたま時間があったので「白い巨塔」を見ました。このドラマは、何度もドラマ化されている作品で今クールの話題作です。

過去の作品にくらべて内容が薄いという意見もあるようですが、個人的にはかなり面白いです。原作の書かれた時期のせいもあって、今どきこんなのあるのかよという感もあるのですが、それがかえって作品の面白さを増しているような気がします。いや、もしかしたら、オーバーだからこそかえって本質に迫ることができるそういう面ってあるのかもしれない。

大学病院を舞台に織りなす人間模様が、権力への野心を燃やし教授の椅子をねらう財前とヒューマニストで医療に邁進する里見という二人の人物の対比の中で描かれています。

周りを取り巻く人たちも個性的ですごくデフォルメされた感じで、ややもするとオーバーな感じがします。だけど、それがかえっていいのだろうと思う。随所にある登場人物間の丁々発止のやりとりがすごく面白い。

過去にドラマ化されたときのものを見たことがないのが幸いしているのかも知れませんが、少なくとも最近のドラマよりは断然厚みがある。

内容としても物事の真理とは何かを問いかけてくれるような感じで、深みが感じられます。このドラマは、3ヶ月ではなく、半年放送されるようなので、今後がちょっと楽しみだったり。

というわけで、今後も時間があればできるだけ見たいなあと今のところは考えています。