卒業アルバム

ここのところ「理由」ばっか聴いていたのですが、握手会で安倍麻美ヲタモードは終了ということで、モーニング娘。の「No.5」を聴いてみました。

全体通して聴いてみてまず思ったのは、アイドルチックだなあということ。いわゆる、アイドルのアルバムって感じがします。一部の曲には、「CoCo」とかそのあたりのグループのイメージがします。これはまあ、僕自身のアイドルヲタとしての原点だからそういうものと結びつけて考えるのでしょうが、アイドル的と感じる一つの理由です。

アイドル的と言えば、今作に限らず娘。のアルバムって「セカンドモーニング」をのぞけばかなりアイドル的かなという気がします。アイドル的なのはまあアイドルグループだから当たり前なんだけど、なんかこう自分の求めているものと違うなあという気がします。

そう考えると、僕自身は多分、娘。にはアイドル的要素をあまり求めてないのでしょうね。これはまあ自分自身がアイドルヲタであることとちょっと矛盾していますが、実際そうなのだと思います。事実、娘。のアルバムを聴いていいなあと思ったことは今までもあまりないです(笑。唯一の例外がまあ自分自身でアイドル的ではないと思う「セカンドモーニング」なわけで、多分、そういうものを求めてないんだろうな。

僕が好きなのはアイドル的な萌えよりもむしろエンタテインメント性の方です。娘。の面白くてかっこいいそういうところが好きなんですね。したがって、そっちが強調されているシングル曲の方が好きで、カップリングとかアルバムの評価は概して低いと(笑。で、まあ今作も同様です。

ただ、今作にはもう一つ引っかかるなあという点があります。それは、なんか歌詞の世界が幼いというか子供っぽいなあと思うところです。なんかボーカルの子供っぽさと相乗効果でちょっと年寄り(笑)にはついていけないものを感じてしまいます。

今のモーニング娘。のメインターゲットってのは小学生くらいの子供とアイドルヲタな人たちなので、自然な流れではあるのですが、正直、ついてくのはしんどい。やっぱり、もう少し上の年齢層ターゲットのものの方が好きですね。ハロプロ系で言うならメロン記念日とか。

そういう意味では、今回のアルバムは娘。が自分にフィットするものでなくなったことを改めて実感させてくれるものだったと思います。ヲタであるとかヲタでないとかいう概念を持ち出すなら、まあとっくの昔にやめてましたとそういうことです。

あとは、まあ粛々と最後の瞬間をみとどけたいなあとそんなところかなあ・・・。

このアルバムは保田さんにとっての娘。での最後のアルバムでいわゆる卒業アルバム的なものですが、前に予告したとおり、僕にとっても同様に卒業アルバムになると思います。だから、楽しい思い出も悲しい思い出もいっぱい詰まったこのアルバムを大切にしまっておきたいというのが今の心境です。

#というわけで、5月以降は名実ともにメロンサイトにでもしようかと(笑。

#つーか、ここはそもそもノンジャンルテキストサイトなんだけどね(笑。

今日の腹筋/腕立て/背筋/スクワット:0/0/0/0回