防衛劇

僕のここ2,3日の関心事と言えば、この話題。僕自身について言えば、最近は実戦から遠ざかっているが、中学から大学までずっと将棋部で活動していた。だからそれなりの実力はあると思う。もっともプロフェッショナルな人たちとはレベルが違うが・・・。

それにしてもさすがの防衛劇。不調と言われつつなんだかんだで最後に勝利をものしてしまうのは王者の貫禄か。勝つべき人が勝つのが本来の姿のように思える。もっとも、時として起こる番狂わせも楽しいものだし、挑戦者の健闘もすばらしかった。どちらの結果だとしても十分楽しかった。それにふさわしい内容だったからである。

ようは勝ち負けという結果ではなく、その内容の方が大切だということかもしれない。スポーツであれエンタテインメントであれなんであれ、勝敗よりもむしろ内容の方が重要なのだと僕は思う。

しかし、プロの世界では勝ったものは大金を手にし、名誉を受ける。求められるのは結果の方だ。内容が良くても結果がでなければなんにもならない。そう思うと、プロの世界とは本当に厳しい世界なのだと実感する。

厳しい世界に身を置き、切磋琢磨するからこそ高いパフォーマンスを見せることができる。それを楽しませてもらってる我々はそのことにもっと感謝しなくてはいけないのかもしれない。

今日の腹筋/腕立て/背筋/スクワット:30/20/0/30回