違った視点
idol headlineっていうアイドルについて扱った日記等をヘッドライン形式に表示しているページがあって、最近なんとなく見ています。
たまに娘。関係の話題について触れられていることもあって、辛口コメントもあってすごく面白いなあと思います。
娘。系のテキストはあくまでファンであることが前提となっているわけですが、そうではない側からの視点でなおかつアイドルという文脈について精通している人からの視点なので、違った視点からのアプローチという点が興味深いです。
音楽的な目線でのアプローチはしばしばなされますが、一つの目線として重要であっても、今の娘。を考える上では、そういう枠組みだけでは語れなくなっていることも事実であり、その意味でアイドルファン側からの意見は参考になります。
ただ、アイドルという文脈で考えるとつくづくモーニング娘。は異質な存在だと思います。
基本構造は、アイドルという文脈の中に成り立っているのだけど、セールスとか社会的影響力とかの面で考えると他のアイドルの比にならない規模です。本来、10代後半の男の子専用のものだったのがミニモニ。等の効果もあって子供層にまで浸透し、その音楽性により一部の音楽ファンを獲得といった具合に各層に浸透しています。
本来のアイドルの意味からすると、大衆に広く支持される存在であるモーニング娘。こそがアイドルという名にふさわしい存在なのだなあと思います。
しかし、狭義でとらえたアイドルという文脈にはやはり当てはまらないのも事実であり、いまだに狭義のアイドルの世界はマイナーな世界になってしまっていることは否定できません。
その中でとらえるとやはり娘。は異質という他はありません。
たとえば、ハロプロの中のアイドル松浦亜弥さんや藤本美貴さんが一定の人気を得ていますが、娘。なくして彼女たちの人気がありえたのだろうかと考えるとやはり答えはNOです。
筆者としてはこの二人、特に松浦亜弥さんの実力を高く評価しているので、娘。なくしてもきちんとした戦略のもとにデビューしていれば、それなりの人気を得ることができただろうと思います。
しかし、おそらく、今のようなアイドル歌手ど真ん中という売り出し方ではなく、もう少しアーティスト路線にしたりとか、女優業中心の売り出し方にするとかそういう違ったアプローチが必要になっていたでしょう。
たとえば、アイドルど真ん中だった鈴木あみさんにしても、最初のアプローチは違ったわけで、それに類似したアプローチが必要だったと思います。松田聖子さんの娘のSAYAKAさんのデビューもアーティストチックでしたし、最近、CDデビューした上戸彩さんも同様です。
そう考えるとモーニング娘。の果たした成功によって、今の時代に狭義の意味でのアイドルというジャンルをメジャーシーンに成立させることが可能になったという点できわめて大きな意義のあることだと思います。
ただ、アイドル歌手がハロプロの独占市場になっている状況下では、ジャニーズがあくまでジャニーズというジャンルであるように、ハロプロはハロプロというジャンルに過ぎないのもまた事実です。
ハロプロがジャニーズと同様に、一つのブランドとして確固たる位置を築けるかどうかはわかりません。ハロプロの人気は現在下り坂傾向にあるように思えますし、非常に難しい時期にさしかかっているように思えます。
筆者としては、アイドル的なものが好きなので、それを提供してくれる場としてのハロプロは存在し続けて欲しいと思います。もちろん、ハロプロ以外からアイドル生まれないという状況になるのもちょっと淋しいとは思いますが・・・。
そして、何よりも言いたいことは、モーニング娘。は永遠にあり続けて欲しいということ、筆者はそのように心から願っています。
今日のニュース
☆リトアニアU−21、オウンゴール3つでドイツに白星献上
サポティスタで紹介されてたので発見。
白星献上してもらったドイツ監督のコメントが奮ってます。
ドイツのコーラー監督は敵地での思わぬプレゼントに、喜びを押し隠し「われわれは非常に強いリトアニアと戦った」とニヤリ。
いやん・・・。
☆祝結婚!宇多田HPアクセス4000万件超(スポーツニッポン)
6日当日だけで計3500万件だそうで、ちょっと想像もつかないですね。ちなみに筆者もそのうちの数件にカウントされてるはず(笑)。
☆藤本美貴イベント6000人殺到(スポーツニッポン)
いつもはZAKZAKからひっぱるところですが、載ってないのでこちらから。6000人と握手ってアイドル稼業は本当大変だなあ・・・。
だったら、握手会とか行くなよっていう感じですが、多分行く(笑)。
☆ぴいぷる〜矢沢心〜(ZAKZAK)
この前、さんまのまんまをたまたま見てたら彼女と真鍋かおりさんが出ていました。見ていてなんとなく気に入ったので載せておきます。
追記
娘。アンテナ βとアンテナ空即是色を作った方には敬意を表明したいです。
オレンジペコさんにリンク貼りかえしていただきましたありがとうございます。
このサイトの歴史について書くと宣言した割にはまったく手が付けられてません。ごめんなさい。