哀しい予感

終了・・・。そして、スタート。

市井紗耶香主義ー。」は本日2002年5月21日をもって終了することにしました。約6ヶ月間という短い間でしたがお世話になりました。心よりお礼の言葉を申し上げます。

サイトの終了に伴い筆者も市井オタを卒業する予定でしたが、卒業に必要な単位が足りなかったので留年します(爆)。

で、このまま終わっちゃうのはもったいないので新しいサイトを作ることにしました。サイト名は「哀しい予感」、内容としては今まで通り筆者が言いたいことを書く日記サイトです。興味のある方は今後もご愛読いただければと思ってます。

市井紗耶香主義ー。」は終了という形をとります。リンクについては各自でご判断いただければと思います。「市井紗耶香主義ー。」はもともとアンリンクフリーでしたので、リンクを外すことについてご連絡いただく必要はございません。また、本来、個別にメール等でご連絡すべきところこの場で先にお知らせする形となってしまったことをお詫び申し上げておきます。

新サイト「哀しい予感」について簡単に説明しておきます。まず、タイトルですが、吉本ばななさんの同名の小説から採用しました。

採用の理由は単純に語感が気に入ったことと、「哀しい予感」という小説の内容です。詳細はネタバレになるのであえて述べませんが、ある事実を知ったことにより、あるものを失い、あるものを得た主人公がその事実をすごく前向きにとらえているさまが素敵に思えたからです。

もちろんそれはポジティブにとらえられることなんだけど、必ずしもバラ色の未来がそこにあるわけではない。でも主人公は、ある事実を知った瞬間に「わかんないままでいいことなんて、何もないわ。心からそう思う。」と語り、その事実を前向きに受け止め、新しい人生を歩もうとします。そういった主人公の前向きな姿勢がすごく印象的な作品です。

すなわち、我々は2000年5月21日に何かを失い、今新しい何かを手に入れました。それは、必ずしもバラ色の未来を約束しているものではありません。でも、新しい何かはすでに始まっていて今そこにある。だから、前向きにとらえて過去を乗り越え未来へと向かって少しずつ歩いていけばよいのだとそう考えています。もちろん、その先に待っているものは苦難の道のりなのかも知れないけど・・・。でもそれは新たな未来への始まりでもあるのです・・・。

そんな筆者の思いをタイトルにこめて新サイト「哀しい予感」はスタートします。