あゆ
本日も新情報はない模様です。
なので、関係ない話題でも。
筆者は浜崎あゆみのファンです。厳密に言うと昔のですが・・・。初めて曲を耳にしたのは、3年以上前のことでしょうか。CMで流れてくる「Trust」を聴いていいなと思ったのがきっかけでした。しばらくたってから、1stアルバムを買いました。「A Song for ××」です。買ったのは発売から2,3ヶ月はたっていたような気がします。存在自体は知っていたけど、それまで興味はなかったですし、ただちょっと気になったので聴いてみようって感じでした。
初めて聴いたとき衝撃を受けました。こんな曲歌っていいのって。特にすごいのはアルバムのタイトル曲の「A Song for ××」です。この曲は、ファンの間では一番評価が高い曲で、人気投票したら必ずNO.1になるような曲です。
居場所がなかった 見つからなかった
未来には期待出来るのか分からずに
こんな歌詞を堂々と書ける人ってそうはいないと思います。でも、実は誰しもが心の中に感じていることではないでしょうか。そして、心に伝わってくる痛さのある歌詞でもあります。ゆえに彼女は支持されたのでしょう。彼女は、芸能界に入ってデビューしたけれどうまくいかずにドロップアウト。ブラブラしているところ某松浦専務に拾われて・・・、歌手として再デビュー。今のようにスターダムにのし上がる前の曲です。必死に売れようと努力している時代。ようやく居場所を見つけようとしている時に、過去を思って歌った曲です。
でも、頂点を極めてしまった今の彼女を見るに堪えないというのも正直な気持ちです。
彼女が歌いつづける意味はもうあるのだろうか。彼女の居場所はもう見つかりました。地位と名声も十分です。お金もありあまるほど・・・。でも走りつづけることを止めることはできない。エイベックスの売上の四割は彼女関連の売上で占められています。彼女がその歩みを止めたら、多くの人とその家族が路頭に迷うことになるわけです。
彼女はその外見とは裏腹にクレバーな人だと思います。内面を映し出す歌詞にもそれが現れているように見えます。彼女が歩みを止めたらどうなるかはよくわかっているはずです。もはや「浜崎あゆみ」は浜崎歩個人でどうなるものでもないのです。
そんな中、昨年来、彼女は必死に方向性を模索して試行錯誤しているように思えます。最近は、社会に向けたメッセージ性の強いものが多くなっているよう思えます。でも、彼女の歌詞が魅力的だったのは、心の奥底になる絶望とか悲しみとか、そういう私的なものを吐露しているがゆえだったわけで、その魅力は失われてしまったように思えます。
そう居場所のみつかってしまった彼女にはもう歌いつづける意味はないのです。
でも歌わなくてはいけないつらさ・・・。そんなことを最近出た4thアルバムを聴きながら思ったりしました。
さて、市井紗耶香さんはどうなのでしょうか。彼女は、モーニング娘。という枠内で一つの成功、頂点を極めました。でも実はそれは彼女の本当の居場所ではなかった。そして、旅立っていきました。そして、再び降り立ってきました。本当の居場所はまだまだ見つかりそうにもありません。見つかるかどうかもわかりません。
そう本当の居場所を見つける旅はようやくスタートラインに立ったばかりなのですから。
P.S.
一応紹介だけ。
浜崎あゆみ全歌詞掲載ページ ayumi-hamasaki.com
<1/21の予定>
とくになし