岡女完全版（ネタバレあり）
完全版という名に違わない内容で、本編が持っていたドキュメント的な要素を差し引いて笑いに徹するとこうなるという一つの形を示しくれたように思います。
なんといっても昼食タイムのメンバーの両親（もちろん偽）の登場シーンが爆笑物。登場する両親のキャラ付けがメンバーのイメージとのマッチングが絶妙な感じ。
それぞれのキャラ付けも絶妙ながら紹介する順番もＧＯＯＤ！まず、知的でインテリ風な紺野家という誰もが納得系の設定からスタート、おとぼけ系な家族という設定で、岡女2TOPをあえてスルーしてみるところがなかなか巧みです。続いて、お金持ちキャラという設定で新垣家、田舎から出てきたご両親という設定で高橋家を軽くクリア。
序盤を無難にこなして、笑いのボルテージを上げた後、ここで一気に加速。藤本家、吉澤家の二つはまさに強烈なインパクトな内容でした。
登場したあきらかにその筋の人の父親役の人と、若い妻役。さて誰の家族かと注目が集まる中で、藤本さんの家族ということが判明。
それをびっくりする藤本さんの表情が最高！
とりあえず、合流するミキティに対して、ビールをさりげなくすすめてみる藤本父ｗ、最後はなぜか父の後妻と和解で涙のシーン。本当、ありえない。
次の吉澤家のインパクトはさらに強烈。体育祭とか本当無関心な両親、で、娘にも無関心。リアクションの難しい中で、吉澤さんがとった行動は見事なもので、求められている反応をきっちりできていました。
つづいて、石川、矢口の二人のコントラストで軽くオチを付けた後、６期をスルー。
いよいよ終盤。予想通りの田舎風キャラの安倍家。このあたりはまあ予想の範囲内なのですが、いきなりきた飯田家。妙に日本語の達者な黒人の人でした。ありえない。
思い切り笑わせてくれて無事終了といった感じでしたが、一人残っていました。そう貧乏キャラな小川さん、両親は貧乏なので仕事でこれないというお約束の展開。飯田家にまぜてもらって一件落着と思いきや、３つ子の弟が登場！ただでは終わらないあたりがさすがだなあと感心。
ぶっちゃけ、本編よりも面白くて爆笑してしまいました。本当、スタッフの底力を見せつけられたような気がしました。
今回の放送については、演出のおかげという要素が強いですが、そんな中でうまく役割をこなして面白さを際立たせていた吉澤さんはさすがだなと思いました。
日頃見せているコメディエンヌとしての才能の片鱗を今回見事に示してくれたように思います。ハロモニ以外では活躍の場面が少ない彼女ですが、その可能性を十二分に感じさせてくれたわけで、今後、活躍できる場面が広がっていけばいいなとふと思った。
