ami book

この前、99の後藤真希を買おうと本屋に立ち寄った際に鈴木亜美の「ami book」を見つけたので、あわせて買ってきました。

彼女のことは別に好きだったというわけではないのですが、ASAYAN世代でミーハー人間の僕にとってはやはり興味があります。

さて、本の中身は、彼女の書いた日記、エッセイ、イラスト、詩に写真を織り交ぜた内容。セットになってるDVDでは彼女が思い出の地を巡る模様と友人同士のパーティーに参加したときの模様、そしてそのときのインタビューが収録されています。

ASAYANのオーディションでデビューが決定してからの5年間の芸能人鈴木あみとしての歴史は、一気にスターの座に上り詰めた前半と、事務所との契約問題でメディアから消え去った後半の二つに分けられます。

そして、この本はその後半部分にふれることのできる作品ということができるでしょう。

走りっぱなしで立ち止まって考える余裕すらなかった彼女が、走ることができなくなっていろいろと考える中でつかんできたものがこの本の中に表現されているのです。

彼女を取り巻く環境は好転しているとはいいがたいのですが、自分の思ってることを自分の言葉で語る彼女の姿を見ると、彼女の人生にとってこの時間はおそらく無駄ではないのだと思えて、少し安堵したというかよかったなという気持ちになりました。

P.S. 99の後藤真希の感想はまた改めて。