FUN

焼肉を賭けて、各ユニットに分かれての恒例のゲーム対決。

彼の司会は、相変わらず安定感がある。

大人数を相手にどう立ち回るか司会者の力量が試される場面。ごく普通に淡々と進める彼の姿は一つの理想形なんだろうなと思った。

もちろん、特定の誰かにスポットを当てるうたばん的手法も一つの形だとは思う。ただ、それは台本の良し悪しに左右されるというデメリットも伴い、ギャンブル的な要素が強い。

その意味で、司会者の力量で回してしまうFUN的手法は、当たり外れの心配がなく安定感があって、ファン的には安心して見れる。

ただ、安定を求めて冒険をしないために、突き抜けた面白さには至らないということも言える。

しかし、それを感じさせない彼の司会者として仕事ぶりに熟練の技を感じた。

いや、それだけではない。彼自身の愛、そういうものを感じるのだ。司会者の愛情がブラウン管を通じて伝わってくる。その深い愛を感じとれるからこそ面白いと感じるのだろうなと僕は思った。

P.S.
何度かシャッフルユニットを見ていて感じたのが、高橋愛ちゃんの歌の実力。見直したというかいまさら気がついたというか、要チェックだなと思った。