さいたまスーパーアリーナ 2003年5月5日

昨日は、保田さんのラストを見るためにさいたまスーパーアリーナへ行って来ました。
朝、起きて、出発の準備を終え、自宅から電車に乗って、京都駅へ向かう。京都駅発7時43分の”のぞみ”に乗って一路さいたまへ。
東京駅到着が10時。新幹線の乗り換え口を出て、在来線に乗り換え、そのままさいたまへ向かうことにする。京浜東北線に乗ろうと思って、駅の時刻表で次の電車を確認したらスーパーアリーナのあるさいたま新都心の手前の南浦和までしか行かない電車で、その次の電車じゃないと乗り換えなしで現地に行けない模様。
というわけで、先に来た山手線に乗って、とりあえず、乗る路線の選択肢が増えそうな上野まで行ってみることにする。で、上野駅着。どの線に乗ろうかとホームでぶらついてると、見たことのある人影が・・・。
だれかと思ったらしょうじたむ(サンバ)でした。こんなとこで顔を合わせるとかありえない・・・。とりあえず、来たさいたま行きの電車に乗り込んで、話を聞いてみると、見るのは夜公演だけで、一緒にいた坂口さん(milk_coffee)とヲタ友達の家に向かう途中とのこと。
つーわけで、電車の中で、適当におしゃべり。初対面の坂口さんにのぞみの切符を見せて、わざわざ新幹線に乗ってくるなんてとちょっと引かれてみたり・・・。しょうじたむに東京での行動を聞き、ヲタ友達邸でずっとDVDを見ていたという話を聞いて、充実した東京ライフと突っ込んでみたり。
で、目的地が違うので、二人は途中の駅で降りていって、こっちは会場を目指すことに。結局、しょうじたむとは会場では顔を合わせずってとこがもっとありえない・・・。
で、現地到着。とりあえず、会場近辺で、ぶらぶらしつつグッズ売り場へGO。適当にグッツを物色して購入。そのあと、ぼーっとしていると、前に出入りしていたファンサイトの知り合いから呼び出しのメールが、どこにいるのか場所探しに苦労しつつなんとか合流。合流したら、いきなり、赤いサイリュウムを売りつけられる(w。会場の物販で赤は売ってなかったので、後になって思えば案外ありがたかったかも。その後は、何人かの知りあいと顔を合わせたりしつつ、昼の開演前までを適当におしゃべりしつつ過ごす。
で、開演時間が近くなったので、会場入り。どうも上の方に空席が目立って寂しい感じ。これをみたらメンバーはどう思うだろうなとふとそんな思いが頭をよぎる。夜はさすがに埋まるだろうなと思いつつちょっと不安になる。
会場内で、そうまかなえさん(室蘭行き始発列車)に会う。前日乗り込みで、バッチリあややコンに参戦されていたようで、手には、燦然と輝く松PINKのリストバンドが、娘。ライブにそれをつけてくるのはどうかと思いつつ、さすがだなとちょっぴり感心。
まあ、結局、会場で会った娘。アンテナβ周辺の人はそうまさんのみつーわけで、人付き合い悪すぎ自分とか思ったり。
で、いよいよ開演。大阪で一度見てるので、流れはある程度わかっているので、案外落ち着いた感じ。スタートはAS
FOR ONE DAY。ライブで見るとこの曲は本当素敵だ。
ライブで見た方がいいのは当然と言えば当然なんだけど、テレビで見るときの落差を相当に感じる。思えば、その落差を一番感じたのはミスムンで、最近はその落差を感じる曲が多いように思う。人数を含めて彼女たちがテレビサイズにおさまらなくなっているというのが個人的な感想。
最初、ゆるやかな出だしで始まって、徐々に盛り上がっていく構成。途中ユニットを挟んで、最後はいつもながらの盛り上がり。アンコールで、6期メンバー紹介とか卒業の挨拶等含めて、終了。
昼公演は、普通に時が流れていったそんな感じだった。それは、夜の感動への序章に過ぎないということなのか、若干の消化不良が残った。同時に、夜への期待と不安が入り交じる。
昼公演と夜公演の間、時間があるので、ぼーっと過ごす。途中、赤いサイリュウムを配ってる人にもらったりして、二本目ゲット(w。しばらくして、会場で顔を合わせる約束だったギャンタンクさん(Silver Snow)から連絡が入ったので、ご挨拶に。
で、ご対面。妹さんと一緒に来られていて、個人的には、兄弟でライブに行くってシチュエーションが想像できないだけにそういう兄弟関係もいいなあと思う。おしゃべりをしつつ、ふと、横を見ると行列が、菊池亜衣さんのグッツ販売兼握手会でした。
そういえば、さっき、ライブやってなあと思いつつ、なんとなく並びたくなる。で、まあ、一緒に並ぶことに。楽曲レベルもそこそこ高いし、ボーカルも魅力的なので、きっかけをつかんで売れ欲しいですね。なによりがんばってる姿を見ると応援したくなります。
結局、握手は、何を話していいのかわからず、まともにしゃべれず、もっと知識を仕入れておくんだったなと後悔。さらに、写メールで2ショット写真を取ってもらったんですが、写真を保存するのを忘れしまうという大失態。ぐすん・・・。
並んだりしているうちに時間が過ぎて、夜公演も近づいたので、入場。さすがに夜は上の方まで埋まっている様子で、少し安心する。
席は、200レベルなので、イマイチな感じですが、この場に入れることが喜びなので、あまり関係ないかと思う。で、いよいよスタート、シチュエーションは昼と同じだけど、盛り上がりのレベルがやはり違う。
アリーナと比べると相対的に高い位置にあるので、一面に広がるサイリュウムの海がとても綺麗に見えた。これが赤一色になるのだろうかとちょっとドキドキする。
公演自体は、いつもと同じように進行。しかし、観客の思い、ステージ上のメンバーの思いは当然いつもと違うわけで、目には見えない緊張感が支配している。こころなしかメンバーのテンションも高めに思えた。
途中、スピーカーからうまく音が出ていないように感じる。ステージと反対側の200レベルは、音が2,3秒ずれてくるという噂は本当だったのかと感心(笑。昼、アリーナで見たときはそうでもなかったので、このあたりは、大きな会場の限界なんだろうな。
終盤のもっとも盛り上がる部分を迎えて、会場のボルテージは最高潮。いよいよクライマックスへとすすむ。
そして、アンコール。徐々に会場が赤く染まっていくのが見えます。僕自身もちゃっかり現地で調達した赤いサイリュウムを取り出して光らせる。100%ではないにしても、一面の赤。例え、二番煎じ企画だとしても、圭ちゃんのためにみんなが一緒になれたことは素敵なことだったと思いました。
再び、ステージ上に登場したメンバー達の姿には、おそらく真っ赤に染まった客席が見えたのではないかと思います。「圭ちゃん、赤が好きだから」っていう安倍さんのコメント。圭ちゃんは、ファンのみんなからの贈り物を受け取ってくれました。
ラストは、メンバーみんなからの泣きながらのコメント。大泣きで言葉が出ないメンバーも多数。ぶっちゃけ、僕も涙目だったので、あんま覚えてない・・・。そして、Never
Forget・・・。
やっぱり、そこにあったのはラストにふさわしい感動的な光景。
今後、彼女たちがどうなっていくのかはわからないですが、ひとまず、感動的なステージをありがとう。そして、圭ちゃん卒業おめでとうと今言えるのはそれだけです。
あと、個人的には、今回のツアーで、一年ぶりに娘。ライブに行ったわけですが、そこには、一年前となんら変わりがないモーニング娘。がありました。メンバーの入れ替えこそあれ、本質的には彼女たちの姿は何一つ変わっていない。そう思うのです。
初めて彼女たちを見た2000年と比べてもそれと同じことが言えるとそう思います。オリジナルメンバーから始まって、メンバー一人一人が作り上げきた歴史と物語が、モーニング娘。を形作っているのだとそう思います。
そして、その歴史と物語を見てきた人間にとれば、それは決して揺らぐことのないものだと改めて実感できました。やっぱ、モーニング娘。最高だよねと心から言えるそんな気がする。
だけど、秋以降の路線については不安も大きいです。さくらとおとめの二つに分かれてしまうということは、その培ってきた物語の終焉を意味しているようにも思えるのです。
実は、今回さいたまに行ったのは、個人的な区切りをつけたかったというのがあります。今まで、誰かの卒業公演というものは行ったことがなくて、理由には物理的な要因もあるけど、この前の後藤のとき行かなかったのは、多分、別の理由です。
簡単に言うと、区切りをつけたくなかったからです。卒業公演を見ると言うことは自分自身のヲタとしての卒業を意味している、そう思っていたからです。
今は、ただ、感動でいっぱいなので、自分の中で整理はついていないけど、五月五日は個人的にもモーニング娘。との関わりの上ではメルクマールになりそう、そんな気がしています。
分割ってのはやっぱり大きいわけで、モーニング娘。という一つの物語の一貫性が損なわれてしまうことになるのはちょっとなあと思います。だから、今後も一貫した物語を見せて欲しいってのがせめてもの願いですね。
それはおいおい考えるとして、最後に一言だけ書いてしめとしておきます。
圭ちゃん卒業おめでとう、そして、今までありがとう。これからの活躍、期待してるからね。