Perfume Second Tour 2009 直角二等辺三角形TOUR@大阪城ホールレポ

10/10,11の2日続けて、Perfume Second Tour 2009 直角二等辺三角形TOURの大阪城ホール公演に行ってきました。

特に、今回のツアーは今まで行けてなかったので、待ちに待った感でいっぱい。ようやく来たという感じでもありました。

また、大阪での単独ライブは、去年春のGAME TOUR@ZEPP大阪以来、城ホールは個人的には思い入れのある会場なので、始まる前から楽しみでした。

いつもどおり、噴水周りで開演を待ったり、さらに今回は、城天スペースでイベントのお手伝いをしたりと、城ホールという空間を堪能できた感じ。

そして、初日は、アリーナ37列の真ん中近くで花道の分岐点に近くに見える場所、2日目はスタンドDの上段で全体を見渡せる場所で、初日はライブ感、2日目は全体の演出を楽しむことができる場所と2日間見るにはベストに近いポジションでした。

最初から楽しい要素しかない感じで、その分楽しめたのかなとは思います。

というわけで、セットリストとともに感想を。


セットリスト:


01.Take off (ロングver)
02.NIGHT FLIGHT
03.エレクトロ・ワールド
04.Dream Fighter
05.love the world


―MC―


06.Zero Gravity
07.マカロニ
08.SEVENTH HEAVEN
09.Kiss and Music


10.Speed of Sound (衣装チェンジ)


11.edge (⊿-mix)
12.シークレットシークレット
13.コンピューター・シティ
14.I still love U


―MC―


15.ワンルーム・ディスコ
16.セラミック・ガール
17.ジェニーはご機嫌ななめ


―声だし(パッと楽しく遊ぼうのコーナー)―


18.チョコレイト・ディスコ
19.ポリリズム
20.Puppy love


アンコール

―MC―

E01.パーフェクトスター・パーフェクトスタイル(初日)
plastic smile(2日目)
E02.Perfume
E03.願い (Album-mix)



感想:


まず、オープニング。
薄いベージュの幕にシルエットが浮かび上がって、3つの穴があいて3人の姿が見えて、その後、一気に幕が落ちてという流れが、鳥肌ものの演出でした。

シルエット+一気に幕が落ちるという流れは、個人的にはPerfumeを初めてライブで見たときの心斎橋MUSEでのポリ荒らしツアーのオープニングとシンクロする気がして、その相乗効果もあって、完全にやられたなという気がした。

Take off、NIGHT FLIGHTという流れは、Newアルバムを引っ提げてのものとしては常識的な流れなのですが、その後、いきなりエレクトロ・ワールド、Dream Fighterlove the world とシングル曲を持って行く流れで、いきなりテンションがあがる。

テンションがあがったところで、クールダウンというかMC

新兵器、かしゆかめら(ハンディ)で観客席を映して、客をいじってみようのコーナー??会場あちこちひろいまくりで、知っている顔が両日ともたくさん登場して吹いたw

初日は45分(!)、2日目も30分はやっていたいような。

ゆるゆるでグダグダ感ありまくりなのですが、面白いからまあ許せる。というより、このMCを聴かないとライブにPerfumeのライブに行った気がしないとは思う。

MC終わりで、Zero Gravityからの流れ。SEVENTH HEAVENはやはり神曲ですね。

Speed of Soundでブレイクを挟んで、edgeがキタ――(゚∀゚)――!!

体に響く重低音とレーザーの光がやばすぎました。初日はアリーナでレーザーに包まれる感覚を味わって、そして、2日目はアリーナの海がレーザーに包まれている光景に見とれたといった感じ。

他の曲でもそうなのですが、下からと上からの2つの視点で見たときの違いがなんとも面白い。そして、その両方が素晴らしかった気がします。

で、加えて、3人がレーザーに包まれている光景、これがまた神々しい姿でした。特に遠目で見ると、別世界を感じる。

で、edgeの後、さらにシークレットシークレット、コンピューター・シティという展開が神過ぎる。大箱で大仕掛けでコンピューター・シティをやると凄いなと毎度ながらに思いますね。

I still love UをやってMC。I still love Uは古めかしさも含めて好き。

ジョジョネタとかもろもろ。98巻揃えたかしゆか

後半戦突入ということで、ワンルーム・ディスコの後は、ライブ定番曲シリーズ。

決めのパターンのある曲は盛り上がります。

そして、例の声だしの後、チョコレイト・ディスコポリリズム

ポリリズムの時、同じようにレーザーの海がまた素晴らしかった。

Puppy loveで上下上上、下上下下をやって本編終了。ここらは最近の定番ですね。

そして、アンコール。

3人が登場でMC。初日は30分に及ぶ西脇綾香人生劇場www

すごく長い下積み自体があったけど、なんとか売れようと努力してきた。だから、みんなも夢はあきらめずに努力すればいつか叶う!

彼女らの場合、鳴かず飛ばずの時代がアイドルとしてはありえない長さなので、話の説得力としてはあるけど、ライブでする話じゃないよね・・・

まあ、この辺りは、良くも悪くもあ〜ちゃんの魅力だし、聞いてて心にくるものはありました。まあ、二度とは聞きたくないけどw

ただ、こうしんみりしたところで、パーフェクトスター・パーフェクトスタイルに流れる展開は、この曲に込められた意味からして、深い。

CDをリリースしてもまったく売れず、いつ契約を切られるかわからない状況で、発売された1stアルバムは新譜が1曲しかないベスト盤。その新譜の歌詞は、スターへの惜別の意味を込められたものだった・・・

芸能界の場合、下積みで苦労してないとパッっと出て売れてもすぐに消えてしまうパターンが多いような気がするけど、その真逆な彼女たちはなんだかんだで、ずっと生き残るような気がするな。

そして、最後はPerfume、願いの流れで終了。ここも定番で、何となく落ち着く感じですね。

で、初日はトータル3時間半、多分MCが2時間くらいwのライブでした。その翌日、2日目は、巻きが入って、3時間弱で終了。3時間弱が短く感じるライブも凄いなとw

その意味では、時間的なこと内容も考えると、2日目は少し未来志向、いや今志向のplastic smileという選択でいいのかもしれないですね。

まあ、2日間フルに堪能できた感じで、やっぱりPerfumeの面白さはライブにあるなと改めて実感しました。

レーザーの光と体にずしずし響く重低音。3人のダンス。ゆるゆるグダグダだけどなぜか面白くてクセになるMC。そして言うまでもなく楽曲の素晴らしさその他もろもろを味わってこそなんだろうな。

とりあえず、満足でおなかいっぱいという感じです。

あとは、来春に行われるFC限定ツアーのチケがとれるかどうかが最大の心配事かな?