涙サプライズ!

大声ダイヤモンド以降の展開が神がかっている感のあるAKBの新曲PV

曲的には、Aメロの感じが好み、そして、サビに至る流れがアイドルソングの王道っぽくて好きです。

そして、注目すべきは、曲というよりPVの出来映え。なにげに伊藤英明が出てたりw 学園生活という土台に制服!とか青春!友情!といったエッセンスが乗っかっていくという基本的なコンセプトがわかりやすくてはっきりしている感じです。

結局、エンタメの世界はAKB=○○みたいなわかりやすさが大事だと思います。その点、とかく批判されがちなAKB商法を含めて、AKBとはこういうものだというイメージが共有されつつあるので、戦略的にはかなりうまくいっている気がします。

アイドルの旬はせいぜい2,3年と短いもの。そして、学園生活も入学から卒業まで3年間。と考えると、一瞬の輝きの美しさを表現するモチーフとしては最高の題材なのでしょうね。当たり前ですが、そういう年代でもあるわけです。

刹那的だからこそ美しい、そして、楽しい。といった感覚は、古来から日本人が持ってきたメンタリティだと思います。花の美しさをたたえるのに散り際の美しさが時として表現されるように・・・

だから、そういう刹那的なものに魅力を感じられるかどうかが一つの分かれ目になってしまうかもですね。