Perfumeライブ(大阪〜広島)

大阪、広島とPerfumeのライブを続けて見に行ってきました。



まずは、セットリストから、曲順は合ってるはず。(一部のMCの箇所は自信なし。)

衣装(かしゆか青、あ〜ちゃん黄、のっち赤)
ポリリズム
おいしいレシピ
コンピュータードライビング

MC

カウンターアトラクション
彼氏募集中
ジェニーはご機嫌ななめ

MC

Twinkle Snow Powdery Snow
8引力
9コンピューターシティ

衣装チェンジ(黒いドレス)
Perfumeの掟(ダンスアクトみたいな・・・)

衣装チェンジ(グレーのグッズTシャツ)
エレクトロ・ワールド
パーフェクトスター・パーフェクトスタイル

MC

チョコレイト・ディスコ
スウィートドーナッツ
Perfume

<アンコール>
衣装チェンジ(白いやつ)
MC

ビタミンドロップ(大阪)/ファンデーション(広島)
SEVENTH HEAVEN

MC


で、まずは、大阪。久々のMUSEホール。そもそもライブハウスでスタンディングというのが久々で、会場入った瞬間、うわっ、狭っとか思った。

入場が早かったので、開演まで、延々流れるBGMの中を待つ。ステージを覆うカーテンに、照明で映し出されるPerfumeのロゴ。


やがて、ポリリズムのイントロが流れ出し、カーテンの向こうに大きく映し出される3人のシルエット。一気に高まる会場の熱気。幕が開いて、いよいよ開演です。

一気に周りの観客が動き出す。久々の感じるスタンディングの圧力。痛いけど楽しい。まずは3曲です。そして、最初のMC。あ〜ちゃん大阪弁が好きなんですとか営業トークを挟みつつ、懐かしい曲をやります。

つーことで、カウンターアトラクション、彼氏募集中、ジェニーと続く。


で、次のMCは、ジェニーでのあ〜ちゃんコールのタイミングを変えようとの提案。まとめると、PPPHのリズムが入ると歌にくいからやめろとの提案だった模様です。


続いて、3曲で、3人が袖にはけて、ライトが点滅する中、トランス系の音が流れる。

マネキンに衣装を着せつつ、ダンスパフォーマンス。ラストは、パフュームの掟と題して、メンバー一人一人が制限時間内に自己紹介とパフュームの掟を喋るというもの。このダンスアクトが超圧巻でした。まあ、多分、口で説明してもわからないので、ライブDVDが出たら見ていただきたい。


続けて、ツアーTで登場。エレクトロワールド、パーフェクトスター・パーフェクトスタイルと続いてMC。

ダンスアクトにリハーサルの大半を費やしたとの率直なお言葉でした。で、ラスト3曲に突入。チョコレイト・ディスコの振り付け講座。

終盤戦だけあって、スタンディングならではの厳しさ。最後はバテたw


で、アンコール。

最後はSEVENTH HEAVENで締め。

久々にスタンディングで動いたので、翌日はあちこち筋肉痛でしたが、超たのしかった。


続いて、広島。

開場10分くらい前に会場のテレビ新広島に到着。建物の横に長蛇の列。客入れは、そこに整理番号順に並んで、建物に入って1階から9階までエレベータで上がるという初めて経験するスタイルでした。

エレベータ降りて、会場のスタジオの中へ、開演までしばらく待つ。アクターズスクール関係者っぽい人もいて、客層がちょっとカオスでした。


で、開演20分前くらいに、前座登場。広島アクターズスクールの後輩ユニット「まなみのりさ」がデビュー曲「IDOL DAMA☆C」を熱唱w タスキには名前と「アイドル★魂」の文字が、目が点・・・。まあ、かわいかったよ。ここで一気に空気が和んだ感じがして、最後まで暖かい気持ちで見ることができました。


まなみのりさが登場した瞬間に、会場がテレビのスタジオ使っているせいか、ステージが高めで横に広いスペースですごく見やすいことに気がつきました。天井がかなり高くて圧迫感がないのもGOOD! 照明も明るめで普通のライブハウスよりも断然見やすい感じでした。そのせいか、圧力も強くなくて、ステージに集中できました。


で、いよいよ開演。セットリストは大阪とほぼ同じ。大阪とはアンコールの1曲目だけを変えているようでした。

まったく圧力がかからなかったので、ステージに集中できて、じっくり堪能できました。特にダンスアクトは、ちょっと本気出してみた3人が見られるので圧巻だな。MCはいつも通りの展開。いつもいつまで喋り続けるんだよ!ってくらいに、あ〜ちゃんの暴走が続くのですが、毒を吐いても嫌みがなくてきれいにネタとして消化できているあたりがすごいなと思う。まあ、トークライブだけでも銭とれるねこれは(笑


さすがに、凱旋ライブとあって、御当地ネタが満載。メンバーのテンションも高めだったようで、とりあえず、のっちがジェニーの振りを変えようのコーナーで段取り間違えるw さらに、パフュームの掟も噛みましたw


ちなみに、広島には前日入りでメンバーはオフだった模様。かしゆかあ〜ちゃんはそれぞれ友達を遊びに行ったようでしたが、のっちだけはホテルで5時間就寝した後、パルコでパンツを買って、戻ってカップラーメン。

そんなのっちがかわいすぎるw(福山出身だから広島には友達いないのかな・・・)


アンコール時のMCで、前座のまなみのりさの3人を紹介するときに、きれいに一人一人とのエピソードを挟むあ〜ちゃん。誰とでも仲良くなれそうな彼女なのですが、このグループを支えているのは、彼女の求心力かもなと思った。


それから、初心者なので知らなかったのだけど、意外にかしゆかがセンターをとる場面があって、歌的には彼女の存在がキーになってるのかもしれないと思った。あの声は素材としてすごく面白いんだろうな。


まだまだ、Perfumeについて理解できていない部分が多いのだけど、2回通して見て、かなり関係性らしきものがつかめてきたように思う。このグループの場合、音楽プロデューサーの中田ヤスタカ氏は、音楽面しかみていないので、それぞれのプロがバラバラに自分が良いと思うものを作っているだけで、ともすれば、一瞬にして崩壊しそうな感じではあります。でも、それがメンバー3人というフィルターを通すと、きれいに成り立っているように見える、そういう奇跡的なバランスというものを再認識しました。


僕自身が、ライブで見ることができるのは、来年以降になると思うけど、今から待ち遠しくて仕方がない気分がする。今まさに上昇気流を描きつつあるグループを見る高揚感と多幸感が僕を支配しているのだと思う。


そう、完璧な計算で作られている世界に僕は足を踏み入れたのだ。