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新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

大阪厚生年金会館での「Hello! Project 2006 Winter 〜エルダークラブ〜」公演に行ってきました。

年末にチケットが余っているのでとお誘いを受けての参加。最近、自分でチケットをとるよりも譲って頂くパターンが増えてきた感じ。

勝手の知った世界だけにハードルが低くて、お誘いを受けると行ってみたくなるものです。

いつもと同じ場所で、いつもと同じ空間。それは、まるで永遠の時を刻むかのように。

さて、ライブ自体の感想ですが、このタイプのハロコンも回数を重ねて、かなりこなれてきたなという印象。

組み合わせの工夫があって、それに合わせた選曲の面白さがあったように思います。余分な部分をそぎ落として、歌と踊りメインに持っていたあたりも好感。まあ、なぜこの選曲なのに・・・などいう部分もあるにはありましたが。

新春と夏のスペシャルなお祭りというのがハロコンのコンセプトとするなら、それのコンセプトに見合った構成になっていたのではないかと思います。

もっとも、エルダーのメンバー構成から行くと、どうしても後浦なつみな3人が目立ってしまうわけで、他のメンバーにもそれなりに見せ場を作ったとしても限界があるようにも思った。極論してしまうと後浦なつみと愉快な仲間達コンサート的な印象。

そもそもハロコン自体の歴史を振り返ってみれば、モーニング娘。とその仲間達コンサート的な時代が長かったわけで、当然といえば当然なのでしょう。

例えば、ジャニーズみたくそれぞれが単体のアーティストとして相当のパワーを持っていれば、もっと相乗効果が期待できるのだけど、その点が今のハロプロの限界なのかなという感はありました。

ただ、今回の公演に関しては、シンプルだけど工夫があって、すごくわかりやすくて、かつ楽しめる構成になっていてよかったと思います。

今回、一番大切な観点が満たされていたというのが、単純なようで一番評価できるポイントであると感じました。