少し近づいた
少し間があいてしまいました。忙しさに加えて体調不良気味なので、ちょっとサイト更新までエネルギー回らない感じ。
というわけで、途中で止まってしまったレポの続き。少し駆け足で終わらせてしまいます。
続いて、メロン記念日が歌う奇跡の香りダンスと松浦亜弥が歌う赤いフリージア。2組のアーティストによるエールの交換といったところでしょうか。
で、続いては、ドッキドキLOVEメールをメロンの4人をコーラスに入れてアカペラで披露。純粋に歌としての良さを感じることのできる演目で、コンサートに来ているのだなという当たり前の事実を実感させられたような気がしました。
今回のポイントはここだったような気がします。今回、演出的にはこれといった目立つものはなくて、楽曲中心のシンプルな構成だったのですが、逆に個人的にはそれがよかったのではないかと思います。
とかく、彼女の場合、アイドルアイドルしたイメージでとらえられがちで、事実、最近のスロー系の曲中心の路線も成功しているとは言い難いのですが、実際に、生で聴いてみると彼女の実力というものがはっきり見えてくるのかなと思った。
まあ、いつも通り(?)の失敗はいくつかあって、相変わらずだよなとか苦笑いする場面もあったのですが、でも、少なくとも一つの歌い手としての魅力はあるのかなと実感することができました。
さて、この後はちょっと記憶が薄れてしまったので割愛。トータルでの感想は上で触れたとおり、よくよく思い返してみると、今年に入ってからハロコンと後浦コンとカラオケ大会的な要素は否定できないライブしかみていなかっただけに、きっちり一つの形になったものを久々に見たような気がした。
やっぱり、セットで生まれる相乗効果もそれはそれで価値のあるものだけど、それぞれのアーティストの本当の魅力を感じるにはソロでないとダメだなあという当たり前の事実を実感したのでした。
いや、今回にしたって、その辺の大人の事情はともかく、ゲストなしで純粋にソロでもよかったのではと思ったりするわけで、そのあたりの願いがかなわないもどかしさも感じた。
ようは、単独で回れる人をセットにする必然性はどこにもないという単純な結論です。
話は少しそれたけど、トータルでは、ひさびさに見ていて純粋に楽しいと思えたコンサートでした。ひさびさという言い方には語弊があるけど、卒コンとかそういうイベント的な要素があると、やっぱり純粋な意味での楽しさとは違った感情が巻き起こってくるわけで、そういう白紙の状態で感じることのできた楽しさという意味です。
そして、個人的にはすこし距離感を感じていた彼女のに少し近づけるような気がしたという意味でも収穫だったかなとちょっと思ったコンサートでした。